ホイール塗装



納車後もう7年目になります(2010.11.現在)流石に野ざらしなんで色々と
劣化が・・・
ホイールもそうで、アルミの錆びが発生してしまってかなり汚い“o(><)o”

某雑誌を読んでたら、黒いホイールのコマジェが載っていたのを見て足元が締まって
とても好印象だったので、ホイールペイントでリフレッシュしてやろうと言うことに
なった訳です。

ホイール塗装をするには、ホイールだけで行う方法と、タイヤを付けたまま行う方法
があります。

まだタイヤは使える状態だし、タイヤを組む時に塗装が剥げるリスクがあります。
そこで今回は、タイヤを付けたままで塗装することにしました。

     ホイールがシルバーなんで軽く見えます。ボディがブラックだから余計に…
     スイングアームは、前回下地処理もなく無造作にブラック塗装しています(^^;)
     そのツケで所々塗装が剥げて来ていてアルミ錆も見えて来ました。

     塗装手順は、フロント・リヤともに同様です。

タイヤに塗料が付かないようにマスキングす
る訳なんですが、ホイール外周の曲面に直線
のテープを貼って行くとカクカクした感じに
なってしまい、結構目立つものです。

そこで、マスキングテープの一部をタイヤと
ホイールの間に挟む様にすれば、問題解決で
す!(^_-)v

但しこのままでは無理なので、一度エアーを
抜きビートを少し落とす必要があります。

タイヤのエアーを抜くには、バルブに付いて
いるムシを外す必要があります。

通常ならば、ムシはずしと言う工具が必要な
んですが、実はコマジェにはその工具が標準
装備されているんです! 知ってました?

この写真、純正のエアーバルブのキャップで
す。このてっぺんが、ムシはずしとなってい
ます。

ムシを外して一気にエアーを抜きます(^ー^)

次にビートを外すんですが、ビート落としは
所持していません(^^;)

バイクのタイヤならイケるかと、タイヤの外
周(サイドウォール)をゴムハンマーでガン
ガン叩いてビートを落とすと言う荒業に…

いやいや疲れた (ノ_-;)ハア…

タイヤ交換ではなくてマスキングーテープを
挟むだけなので、この位隙間が出来れば十分
です(^^)

ホイールの両面をワイヤーブラシ、サンドス
ポンジ、サンドペーパーで錆取りと足付けを
行いました。裏側は凹部が多くて…届かなく
て掃除出来ない所はそのまま(^^;)

※サンドスポンジとペーパーは#60を使用
 本当は#600位で良いんですが、汚れと
 錆が酷かったので…

裏側の凹部は、この様な先の曲がったナイロ
ンブラシでパーツクリーナを吹きながらゴシ
ゴシと掃除しました。

こんな感じで少しずつパテヘラを使ってタイ
ヤとホイールの隙間に入れながら、全周をマ
スキングします。裏側も同様に。

パテヘラは、薄いタイプの方が挿込み易いで
す。

こうすることによって、ホイールのリム部も
しっかり綺麗に塗装することが出来ます。

その他の所は、新聞紙などで大きくマスキン
グします。隙間の無い様にしっかりと。

塗装したくない所も勿論マスキングします。

アルミ素材の上に一般塗料は定着しません。
そこで、素材と塗料の仲介役、プライマーを
塗布する必要があります。

今回は評判の良いミッチャクロンマルチを使
ってみました。しっかりと脱脂してからネ。

少々高価ですが色々な素材に適応するみたい
で、しかも塗料の密着力がかなり強力になる
とか…

ミッチャクロンマルチは無色のため、どこに
塗ったか分かり難いです。まぁ一般的にプラ
イマーは無色なんですけどね(^^;)

乾燥を待ってから塗装に入ります。

両面プラサフを吹いてみました。
今回はホイール用塗料を使うので、省略して
も良かったんですが、手持ちの半端になった
プラサフスプレーの処分も兼ねて塗ってみま
した(^^)

プラサフとは、プライマー・サフェイサーを
略した言葉で、前述のプライマーと、下地の
隠蔽に有効な下塗り剤を併せ持ったものにな
ります。

現在ではこのプラサフが主流だそうです。

今回使用したのは、SOFT99のホイール
カラー(ブラック)です。
普通のボディカラーとの違いは、アルミ素材
との密着性に重点を置いたモノらしいです。

今回はミッチャクロンマルチを使ったので、
一般ボディカラーでも良かった気が…
まぁ、Wで密着力が強くなればそれはそれで
良いかなと(^^;)

価格は、一般ボディカラーよりもちょっとだ
け高価です。

必要数は、ホイール1枚/本と考えた方が安
心です。


あまり艶々って程にはなりませんね…

スイングアームもついでに塗りました(^^;)
写真は、サンドペーパーで足付けをした後で
す。
塗料の載りが悪かった所は簡単に剥げてしま
いました。やはり下地作りは大切ですね。

あぁ、前回の塗装で使ったプライマーは、ミ
ッチャクロンマルチではありません。
あしからず<(_ _)>

スイングアーム外したら不良が判明!→ココ

前回割愛した裏側も今回はチャレンジします。
ただ、掃除はやり難かったです。してないに
等しいかな。
なので、出来る範囲で脱脂掃除だけはしまし
た。

塗装とりあえず終了〜ε=( ̄。 ̄;A

中の溶剤成分が蒸発するまで、約1週間放置
します。

マスキングは、塗料の表面が乾いたら取りま
す。完全に乾燥してしまうと、マスキングが
剥がれなくなったり塗膜も一緒に剥がれてし
まう可能性が大きくなるので注意!

ペイントが少し余ったのでディスクローター
の中心と円周部を純正ゴールドからブラック
へ塗り替えました(^^)

ホイール2枚、スイングアーム1本、ディス
クローター1枚を塗って、2本弱カラースプ
レーを消費しました。

余計なモノを塗らなければ、缶スプレー1本
でも足りたかな?


ディスクローターを取り付ける際、ボルト穴
に残ったネジロック剤をタップを用いて除去
しておきました。

本来ならば非貫通穴のタップ作業には、スク
リュー型のタップを使うんですが、手持ちに
なかったので、通常のタップで作業(^^;)

作業後、エアーブローを実施しました。
ボルトの頭も錆防止の為にブラックでタッチ
アップしておきました。
こんな感じにまとまりました。しっかりしたイメージの足元になったと自負しています(^ー^)ノ
でも今度はフォークのシルバーが目立つなぁ〜 時期を見てフォークも塗ろう!(^・^)