油圧パンタジャッキ購入



1輪だけ上げて行うメンテもある訳だけど、純正パンタジャッキは操作が
重くて、タイヤを上げるだけでもかなりの重労働。特にエルグランドは重
い!
2.5tのガレージジャッキもあるけど、1輪だけ上げるのに28kgも
あるガレージジャッキを引っ張り出したくない・・・

油圧式のパンタジャッキもあるけれど、店頭で見るものはどれも0.8t
〜1.0tクラスばかりで、エルグランドには無理だなーって諦めていま
した。

そんな時ネット上で1.5t能力の油圧パンタジャッキの存在を知り、早
速買ってみたので、使い心地などを紹介します。

パンタグラフジャッキに於ける耐荷重選定についての考え方はコチラ
 
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ちょっと一言

純正パンタジャッキって、元来パンクとかの非常用工具的な品質らし
く日常のメンテナンスで使う様な耐久性はないそうです。
軸受けの劣化や、ねじ部の摩耗等が早く進行する様です。

確かに始めの頃は比較的楽に上下出来たけれど、使っている内に結構
重くなって来たんですよね〜。やはり作動部の劣化は早い様です。

そんなことからもメンテをよくする人は、安全の面からも市販のパン
タジャッキ購入をお勧めします。

エルグランド純正パンタジャッキです。最低長はかなり低く103mm最高で
425mmです。
パンタジャッキは構造上高くなるにつれて不安定になりますので、タイヤが少
し浮く程度までで使用することが望ましいです。
ウチではパンタジャッキの下に合板を数枚重ねて敷きパンタジャッキ自体の上
げ幅が大きくならない様にしています。

←純正パンタジャッキの耐荷重は、
 1200kg(1.2t)です。
 これ以上の能力がないと無理と言
 うことで、今回1.5tのモノを
 購入した訳です。

 純正パンタジャッキは、
 WAKO製です。
実は、電動2.0tのパンタジャッキと言うモノが市販されています。
興味はあったけれど、クチコミ情報とかによると作動音が大きいらしく、作業
時間帯や場所を考慮する必要があることと、上下させる時間がある程度必要と
のことで、購入案から外しました。

←こんなケースに入っています。
 長期間横向きにしているとエアー
 混入し易い様で、最初スカスカで
 焦りました。
 何度か上げ下げしていたら直りま
 した。(^。^;)ホッ
 アジア製だからか、細かい所の仕
 上げはイマイチです(^_^;)
 ※リベットが曲がっていたり…
純正パンタジャッキと比較すると、かなりゴツイですネ。最低長は純正パンタ
ジャッキよりも22mm高い125mm、最高長は純正より45mmも低い3
80mmです。

ジャッキ本体の重量は、7.6kgです。(^-^;

使った感想は、楽にタイヤを上げることが出来ました(^_^)
安定感もバッチリです。 もう純正パンタジャッキには戻れな〜い♪

 問題発生! 

サドル部の形状は、約3mm厚の鋼板を下向きのコの字に曲げたものです。
その長さは65mmありますが、エルグランドのジャッキポイントにある補強材
(骨)の幅は40mmと狭くコの字状のサドルの中央に点荷重となって働いてし
まう為、サドル中央部(補強材に当たる部分)が凹んでしまいました。
w(゜o゜)w オオー!

ちなみに、純正パンタジャッキは補強材の長さに合わせた寸法になっているので
面荷重となり同様の形状ですが当然変形は生じません。

対策として、サドル部の補強を考え手持ちの3mm厚アングル材をサドル部に溶
接しました。(^○^) ついでに傷防止のゴム板も接着しました。

車を上げてみましたが、サドル部が変形することなく上がりました。(^○^)
アングル材の溶接 ゴム板の接着

油圧パンタジャッキ サドル変形対策の詳細については、コチラ
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