息子所有のトイ・ガン、ノーマルではとても弾速が遅く安全に出来ています。 それがアダなのか、連射しているとだんだんと弾速が遅くなってしまいます。 連射機能の正常化を目的として改造してあげました(^^) トイ・ガンとは言うものの、改造するには力と武器(道具)が必要ですので技術の ある方へお願いしましょう(^^) 当然改造することで、安全性は失われます。人や動物、壊れやすい物へ向けて発射 するのはとても危険ですのでお止め下さいネ。 |
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息子所有のトイ・ガンです。 NARF N−ストライク モジュラス ピッチングマシーンの原理で、向き合う2つの ローラーの間に専用弾(発泡素材)が挟まれて 発射されるしくみです。 ノーマル装着のモーターは安全性重視の為か出 力が弱く、一度発射すると回転速度復活まで時 間がかかるので連射していると、最後の方はポ ロッみたいな発射をしてしまいます(^^ゞ 今回は正常に連射出来る様にしてみます。 |
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ノーマル装着はFA130型モーター2個と言 う情報はネットで得ていたので、同規格で高出 力モーターと言えば「ミニ四駆」用の多種モー ターでしょう。 単純に高速型にチューンされているモーターは ・パワーダッシュモーター ・スプリントダッシュモーター ・ウルトラダッシュモーター がある様です。その中でトルクもある程度ある と言われるスプリントダッシュモーターを選び ました。 必要数は、2個です。失敗しなければ・・・ (^^ゞ 適正電圧 2.4−3.0V トルク 1.3−1.8mN・m 回転数 20700−27200r/min 消費電流 2.8−3.8A 充電池使用推奨 |
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周囲のネジ多数を外して2つに分割します。 | |
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これが駆動部です。 上下にモーターが内蔵されています。 |
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ユニットを分割したところです。 このローラーを引いて抜きます。 結構硬いので気をつけましょう。 |
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ここからが半田作業になります。 まず、邪魔なバッテリー配線、黒と灰を外しち ゃいます。 接続箇所は予めメモするか写真を撮っておきま しょう。 |
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ここまで来たらあとはモーターを外すだけです まず、モーターと基板を切り離すため、モータ ーの端子とモーターボディから来ている導線の 3本のハンダを抜きます。 うまく外れると、基板がポロッと取れます。 モーターだけが残るのであとは抜くだけです。 がっ、非常に固く止まっています。軸を叩いて 外すしか無いんですが、大抵打撃力に負けて端 子カバーが外れてしまいます。 まぁ使わないモーターだと思うので壊すつもり で抜いちゃいます(^^ゞ |
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外したモーターです。 モーターのボティから簡易溶接された導線が1 本出ています。 アースなのか???単なる基板を固定する為の ステー代わりなのか・・・ |
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スプリントダッシュモーターにもこの導線を付 ける為、シールを剥がします。 |
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ハンダが乗り易いようにモーター表面をリュー タで削ります。 手持ちの錫メッキ線を付けました。 ※実はハンダ位置を間違えてモーターを1個破 壊してしまうハメに・・・(^^ゞ 外している最中に端子カバーが抜けちゃいま した(^^ゞ 錫メッキ線は、モーター端子直下辺りに付け るのが良いです。モータートップから接続箇 所まで15mm以上離します。 あとは、逆手順で組み立てて完了です。 |
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試運転で問題発生! 改造前までは普通に遊べていたんですが、改造後は遊べる時間が極端に短くなって しまいました。 モーターの消費電力が上がっているので電池の持ちも悪くなったんじゃない?と思 ったんですが、それにしても短か過ぎです。時間にして10秒(^^ゞ 内部を確認してみました。 |
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バッテリーから出たライン上に電流制限素子が直 列に接続されていました。 LP16 110 LPシリーズ 耐電圧16V 制限電流1.1A スイッチを入れた時は適正電圧がモーターにかか るのですが、スイッチを入れたままにすると徐々 に電圧が下がり最終的に遮断されてしまいます。 その時、電流制限素子の両端を短絡したら、また モーターが回りました。 Φ0.5mm程の配線を太いものへ交換した代わ りにこの部品は撤去しました。 連続で遊んでも配線が熱くなることは無くなった のでヨシとしました。 |