リヤブレーキパッド交換



リヤのブレーキパッド交換をしました。新品の1/2の厚みでしたが、早めに交換し
ておきました。
まずはアンダーカウルを外します。

スクーターはこの行程が面倒で、頼めば工賃も
増してしまう場面です。
マフラーを外さなくても出来ますが、今回別の
整備の序に行ったのでマフラーを外しています

でも・・・マフラーを外した方が断然作業し易
すくなります。
パッドピンを外します。
キャリパーを車両から外してしまうと緩めづら
いので車両に付いている状態で緩めておくと良
いです。
あとはパッドを抜き取ります。

摺動部への給油も序に行うので、リテーナとキ
ャリパーアームも外しました。
分解した写真です。

赤いのが交換するブレーキパッド、その他は清
掃後再利用となります。
スカイウェイブのリヤは少し変わっていて、1
つのピストンは回転しながら出て来ますので、
戻すには専用工具が必要ですが、市販の工具を
流用しています(^^)

もう片方は通常のピストンなんで手などで押し
戻します。
工具は、水栓を開け閉めする幅広のマイナスド
ライバーです。

SK-11 800-045W
下が新品パッドです。

本来、スリットが浅くなったり消えかけて来た
ら交換のサインなんですが、前述の通り序作業
だったので早めの交換となりました(^^)

新品のパッドは角が立っているので、ヤスリで
全周の角を削って落しておきます。

よくガッツリ削っている方を見かけますが…
勿体ない>< ホンの少しパッドの角を斜めに
削るだけで大丈夫です(^^)

交換前のパッドの厚みは2mm、新品パッドの厚
みは4.5〜5mmです。
パッドの裏にはシムを2種類付けるのですが、それぞれのシムの面に鳴き止めグ
リースを薄く塗ってから取り付けます。
パッドグリースを推奨しますが、なければシリコーングリースで代用可能です。
間違っても通常のリチウムグリースなどを使ってはいけません。パッドシム以外
にもバッドがスライドするリテーナ面とピストンの当たり面にも薄く塗っておき
ます。

あとは逆の手順で組み立て、各ボルト類はメーカー指定トルクで締めて完了です

走行前には必ずブレーキレバーを何回か操作して固くなることを確認してから走
りましょう。