ディスクパッド交換



納車後3年、製造後6年が経過したので、ブレーキパッドの交換を行いました。

フロントは、デイトナのゴールデンパッド
#68253にしました。

前車でも使っていて、大雨走行でもしっかり利
いた実績があるので。

それとSkywaveは重量級なので、負荷の掛かる
フロントには、利き重視のシンタードパッドを
選択しました。
リアは、デイトナの赤パッド #79860にしまし
た。(リアはこれしか選択肢がありません)
材質的には、セミメタルになります。

リアは主にエンブレ代わりに利用することが多
いので、ガツンと利かない方がコントロール性
は良いと思います。
パッドを取り付ける前に面取り加工をしておき
ます。これをしておくことで、初期異音防止と
当たりを早く出すことが出来ます。

上が加工前、下が面取り加工をしたものになり
ます。加工は平ヤスリで出来ます。

よくガッツリ面取りをしている人を見かけます
が、勿体無い・・・・

指で触れて痛くない程度に角を取れば良いんで
す(^^)

研磨箇所は、周囲の他スリット部も行います。
最後に平面にもペーパーをかけて軽く荒らして
完了です。

パーツクリーナーでしっかり脱脂しておきます
組み立てには、パッドグリースが必要ですが、
無ければシリコングリースでも大丈夫です。

普通のグリースは絶対NGです!
リヤのピストンは、片側がネジ式になってい
るので手とかで押し込むことが出来ません。

専用工具もあるみたいですが、管理人は下の
水栓ドライバーで代用しています。
マフラーを外したついでに、スイングアーム
を掃除してワックスをかけておきました(^^)

パッドの材質には3種類あって、効能は下記の通りです。

1.オーガニック(パッド)
  繊維系の素材を樹脂で固めたパッドで、安価でディスクの攻撃性が低くタッ
  チもソフトなのでコントロール性が高い。但し雨天やスポーツ走行ではフェ
  ードを起こし易い。

2.シンタード(パッド)
  金属系の摩擦材を高温で焼き固めて製造されたパッドで摩擦係数が高く、強
  力な制動力を実現する。
  パッド表面が多孔性の為、水が停滞しにくく、雨天でも性能変化しにくいの
  が特徴。ディスクへの攻撃性が高い場合がある。

3.セミメタル(パッド)
  樹脂に金属成分を混ぜた摩擦材を使用しているパッド。ブレーキの効き方が
  素直で、コントロールし易い傾向にあり、ディスクへの攻撃性も低くなって
  いる。その分雨天時に性能が落ちる傾向が弱点と言える。
  オーガニックと、シンタードの中間的なパッドでコストパフォーマンスは最
  高です。