ハンドル振動対策



ある時走行中両手を離してみました(^^ゞ いやー重量級だけあって安定します。
がっ!走行速度が落ちて来た頃になって急にハンドルが小刻みに震え初めて手放し
維持では危険な状態に!

思い出して見たら、前車125スクーターの時も同じ症状が出ていました。

これは車両の異常なのか、それとも・・・・ 検証してみました(^^)

答えは簡単な様です(^^)
純正キャリアを付けその上にトップボックスを
乗せています。垂直荷重が、後輪中心軸よりも
後方に掛かることで、後輪中心軸を支点として
テコの原理で前輪に掛かる荷重を抜いてしまっ
ている様です。

後輪より前方にも乗車荷重が掛かるのですが、
後輪軸より後方に掛かる力は、凄い力でフロン
トを浮かす方向に作用しているのかも知れませ
ん。

空荷の台車を押したことあります?。その時前
輪がブルブルと震えるのを経験したことがある
と思います。それと同じ現象です。

よってこれは異常ではなく自然現象だった訳で
す。変に修理費とかかけなくてヨカッタ
(´▽`)


ハンドルを握っている分には何ら問題はありま
せん。
なんでもハンドルのブレをある程度抑止するアイテムが重量級バーエンドだそうで
す。

一見何の意味も無さそうに見えるバーエンドですが、実は前後荷重のバランスを取
る為の錘だったりする様で、見た目で社外品とかに交換すると、ハンドル周りに悪
影響が出るとか・・・

そう言えば中古購入のこのスカブは、社外品のバーエンドに交換されています。

それと、新規購入した純正キャリアに、バランスウエイトが付属していました。メ
ーカーは追加されるキャリア本体重量+荷重を加味して、前輪側のウエイトを追加
しなくてはならないと思ったんでしょう。
最初から付いていた社外品のバーエンドです。
色は悪くなかったのでそのまま使っていました

キャリアに付属していたバランスウエイトは、
ノーマルバーエンドに付ける為の形状であるの
で、この社外バーエンドには取り付けが出来ま
せん><

取り敢えず、前オーナー様が残してくれていた
ノーマルバーエンドに戻す方向で取り付けてみ
ます。
社外バーエンドの構成はこんな感じです。
ハンドルにはアルミ製のクサビで固定させる構
造でした。メーカー・型番等は不明です。
本体はアルミ製で付属品を含めた重量は1個当
たり111gでした。
純正バーエンドの構成はこんな感じです。
ハンドルへの固定はゴムを拡張させて固定させ
る構造です。本体はかなり重たくメッキ仕上げ
となっていて、こちらの付属品を含めた重量は
ナント1個当たり237gもありました(^^ゞ
リヤの荷重が増したにも関わらず、バーエンドの重量はノーマル比で47%も軽量
化されていた訳です。これじゃ前後のバランスも崩れますよね(^^ゞ
純正バーエンドに純正ウエイトバランスを取り
付けました。
最初バーエンドに付いていたナットは不使用と
なります。

長い・重い(^^ゞ 重量は1個当たり435g
になりました。
これでノーマル比で54%UPとなりました(^^)。左右で1kg近い重量が前輪側
へ掛かったことになります。

もし今後社外バーエンドでデザイン重視するならこの程度の重さのものが必要とな
ります。

いやーセンスタかけるのがちょっと大変になりました(^^ゞ
メッキによる高級感は感じますが、普通のネジ
なんですよねー(^^ゞ

しかもねじの頭周囲にはうっすらと錆があった
りして(^^ゞ

早めにヘビーウエイトバーエンドを探すことに
します(^^ゞ

それまではこれで(^^)
試走してみました(^^) 交通の多さから手放し検証はさすがに出来なかったものの
ハンドルの振動がかなり低減されたことに驚きました。

ハンドルが良い感じで重くなり、更に安定度が増した感じがしました(^^)

★参考データ★
 ノーマルハンドル 外径22.2mm、内径19mm
リヤが重いからとリヤサスを強くするのは逆効
果みたいです。1段弱くするとサスが吸収して
くれるようになって、解消することもあるとか

今回、この調整は後回しとしました(^^ゞ