マルチツールアタッチメント



マルチツールの出番が出たのですが、その利用頻度と言えば数年に一度くらいで
(^_^;)

マルチツール本体を買うのはコスト的に合わないなと思っていましたが、手持ち
のディスクサンダーに取り付けるマルチツールアタッチメントなるモノがある事
を知り買ってみました。

長期的な耐久性については悪そうですが、間に合わせで作業する位いならコスパ
は良いです。

ただディスクサンダーはメーカーによって多少の規格が違うので、全てに使える
物ではなさそうです。

早速手持ちのディスクグラインダーに取り付け
てみます。
ディスクグラインダー以外はマルチツールアタ
ッチメントと付属品です。
保護カバーとフランジを外してから偏心軸を取
り付けます。ねじ込み式です。

付属のレンチでしっかりと取り付けます。
アタッチメント本体がしっかりと固定出来ませ
ん。確認すると手持ちのディスクサンダーのね
じ頭がアタッチメント本体に干渉している為、
斜めになってしっかり固定出来ない状況でした

そもそもアタッチメントには、このねじ頭を逃
がす凹加工がされてはいますが、手持ちのディ
スクサンダーのねじ間隔がこの逃げの中に収ま
りませんでした。
アタッチメントの凹加工部をルーターで拡張加
工しました。素材がアルミダイカストなので加
工は簡単でした(^^)
ねじ頭が逃げしっかりとアタッチメントを固定
することが出来ました(^^)
取り付け完了です(^^)
ディスクサンダーがマルチツールに早変わり。

オマケののこ刃が付属していたので柔らかい木
で試し切りしてみましたが、デイスクサンダー
自体の重量もあるので、軽い力で切ることが出
来きました。

ちなみに刃は、日本製が良いでしょうね(^^)



某動画サイトで好評だったゼットソーのマルチ
際切用33と言うブレードを買いました。

ゼットソーの手鋸は持っているので、その切れ
味の良さは知っているので。

使いたい用途としてアサリ加工のない際切りブ
レードが存在していたことは良かったです。
ただ、切りたい板厚は30ミリ弱ありますが、こ
のブレードは15mmしか切れないみたいなので、
両側から切ってみる予定です。

ちなみに、マルチツールのブレードには、4つ
の規格があり、規格が合わないと付けられない
ので注意です。

・OIS
・スターロック
・スターロックプラス
・スターロックマックス

ちなみに、今回のマルチツールアダプタは、
OIS規格です。OIS規格とは最初に出た規格です
ただOISとスターロックは互換性があるので大
丈夫です。一番品種の多い規格になります。プ
ラスやマックスは高出力マルチツール用になり
ますので今回のアダプタでは付けられません。



最初に付いていたベアリング類のガタが多い感じがしたので、いつもの国産NTN製
ベアリングに交換しました。

安心の国産品です。

ガタがあればいずれ振動でそれが拡大して破損
に至るリスクがあると考えられます。

-参考-
 偏心軸 6802ZZ
 主軸  608ZZ、608LLU
 ※NTN型番
偏心軸のベアリングを外掛けプーラーで外しま
す。

あとは打ち込んで完了です。

主軸のベアリングを外す前に主軸を外します。
Cクリップを外すと抜けます。

Cクリップ軸用プライヤーが必要です。
主軸は上下2つのベアリングで支持されていま
す。

片側のベアリングを内掛け式ベアリングプーラ
ーで外します。残りのベアリングは、内側から
叩けば外れます。

グラインダー側になるベアリングは、両面ゴム
シール形になります。

それぞれ打ち込んで完了です。
国産ベアリングに打ち替えることが出来ました