マキタ 6型マルノコ 5601N



以前から欲しかったマルノコ、 オークションで中古品を落札しました。ナント昭
和55年(1980年)製です^^; 現時点で36年経過しています。当時のもの
なのでブーレーキ機構なんて安全装置はありません^^; 本体価格1000円+〒
500で入手出来ましたヽ(`▽´)/

木材加工では、これまでジグソーでカットしていたので、どうしても曲がってしま
い真っ直ぐ切ることが出来ませんでした。なので、ホームセンターで資材を買い、
有料カットサービスを利用していました。自分が行っているホームセンターのカッ
トサービスは、直線1箇所100円(税別)なんで、複雑なものを作ろうとすると
すぐ数千円の加工費となってしまいましたそれに順番待ちで酷いと半日も待たされ
たり・・・

やっと直線切りに特化したマルノコを手に入れることが出来たので、これからの木
材加工では、ホームセンターで材料だけ買ってくれば良いことになり、元もすぐ取
れそうです(^^)

マルノコが届いたので、確認してみると36年前のものとは感じないほど美品で、
運転音も異常ありませんでした。汚れ具合からみて業務で使っていたものではなく
D.I.Y(旧日曜大工)用途で使われていたのではって感じがします。

本体は現在主流の樹脂ボディではなくマキタ独特のねずみ色の金属製なので重いで
すね・・・しかし、その分丈夫で頑丈そうです。マキタですからね(^^)

使えるブレードサイズが、155~160mmとなっていますが、現在規格が変わ
りこのサイズはほぼホームセンターでは入手不可と思います(一応2軒回りました
がありませんでした)。現行品では、145~165mmとなります。どちらも型
紙を作ってセットしてみた所、145mmは何とか使えそうですが、165mmは
保護カバーに干渉するので使えない様です><

Amazonとかでは160mmのチップブレードがまだある様なので、入手は可能の様
です(^^)

オマケで付いていたブレードは当時からのものの様でサビサビだったので外しまし
た。
中でも具合の悪かった所はここです。
ベースプレートの傾きを調整し固定する箇所の
ネジの頭が千切れていました。

どうしてこんな所のネジが千切れていたのか謎
ですが・・・刃が当たる所でもないし。

ここの固定ネジは、工具不要で閉めたり緩めた
り出来る様に、ボルトの根元が四角状に加工さ
れていて、それがこの四角穴にはまる構造の様
です。

こんな特殊形状のボルトは、マキタ純正部品で
しか無いでしょう。

でもネジだけを確認すると、M6-P1.00
-20の様ですから、ネジとしては市販品とし
てありますので、なんとか出来ないかなと…
上が頭がちぎれた四角形状以下のネジです。
下が原型を模した絵です(^^) ×の所が四角状
になっています。

頭と言うかフランジでしょうね。ネジの頭は用
をなさないと思うので無かったんでしょう。要
するに、こんな形に工作出来れば代替品として
使える訳です。
M6-P1.00-20のトラスネジに角ナッ
トを付ければ似た形になるのではと(^^)

ただ・・・M6の角ナットは1辺が長いので固
定穴に入りません。そこでネジ穴ギリギリまで
4辺をディスクサンダーで削りました。

小さな部品で危ないのでバイスプライヤーで固
定して行いました(^^)
完成しました(^^)

角ナットは緩まないようにネジロック剤で固定
しました。


トラスネジは座面が広いので、しっかりと保持
してくれます。
しっかり固定することが出来ました(^^)

蝶ナットもワッシャー関係も新調したのでこの
部分は新品です(^^)
ベースプレートの高さ(刃の出)を調整するこ
のネジも傷んでいたのでM6-P1.00でネ
ジを切り直し新調した蝶ナットに交換しました
(^^)
ブレード固定ボルトは、M6-P1.00-
17フランジボルトだったんですが、頭のサイ
ズが9mm(現行10mm)と異サイズだった
ので、M6-P1.00-20の六角穴付きボ
ルトに交換しました。緩み止めの為に内歯ワッ
シャーを使いました。

ボルト長が3mm長かかったんですが、問題あ
りませんでした(^^)
ブラシがあったので予備として買っておきまし
た。多分交換に至ることは無いと思いますが
^^;
外形160mmの丸のこ刃店頭には無かったの
で、ネットで探して購入しました。

購入したのは、精密造作用と言う仕上げ切り用
のチップソーです。

仕上げ切りなんで刃が60箇所あります。綺麗
に切れるけど進みは遅いでしうね。
スイッチの戻りが渋くなっていて危険なのでス
イッチを探してモノタロウさんで購入しました

フジソク ロック付きトリガースイッチ
SGEL115CDY(マキタ用)