トルクカム シール交換



クラッチジャダーがまた再発する様になって来ました。原因はグリースの飛散の
様です。
トルクカムは熱を持ちグリースも流動化し易いので、この部分のシールがヤラレ
て来ると飛散してくるのか?と思って高年式車ともあってトルクカム回りのシー
ルを交換することにしました。

トルクカムのシールを交換するには、クラッチ
ユニットを外す必要があります。
3個のトルクカムピンを抜いて引くと写真の様
に分割出来ます。

今回交換したのは、この4本になります。
・オイルシール2本
・Oリング2本

表裏にあるオイルシールはちょっと特殊で、金
属環付きです。このオイルシールは、マイナス
ドライバーでそっとこじってあげれば取れます
ちょっと固いですが^^;

Oリングは、簡単に取れます(^^)

オイルシール、Oリングは予めグリースアップ
してから取り付けます。

オイルシールは、表裏を確認して取り付ける面
に置いたら、外した古いオイルシールを上に乗
せて叩いて入れます。
その際、セット面から飛び出ていないか、斜め
にハマっていないか、指先で確認しながら全周
に渡って少しずつ叩いて入れます。
外したオイルシールとOリングを新品と比較し
ました。

上が古い物、下が新しい物です。

オイルシールは、シール材の量?が少なくなっ
ていました。

Oリングは、弾性が弱くなっていました。