走行600kmを越えた辺りで、朝エンジンが始動しにくくなりました。
以前はセルをチョン回しで元気よく始動したんですが、最近数秒セルを回
さないと始動しません。また始動後もすぐ止まると言うことも起こります。
一度しっかりと始動してしまえば、エンストすることも無いんですけど。
そこで、最低限出来ることをしてみました。


まずはプラグの状態を確認してみま
した。電極部に若干カーボンが付着
していましたが、放電を妨げる程の
ものではなく、碍子部もまあまあの
焼け具合でした。

純正プラグ NGK CR7E

取り敢えず、着火性・始動性に優れ
ていると良く聞く「イリジウムプラ
グ」を購入しました。本当はNGK
が良かったんですが、ナッ○スに在
庫が無く、DENSOのプラグにし
てみました。
型番は、IU22です。


0.4mm径イリジウム中心電極と
U溝接地電極から構成されています。


デンソーのページは、ココ

続いてバッテリーの状態を確認しま
した。休日でしかも雨天以外しか乗
らないので、放電ぎみかも知れない
と思ったからです。
台湾のバッテリーは品質が?らしい
し。でも良く見ると「GS」の刻印
があったので一応安心かな?(^_^;)
下の注意書きは、バッテリー上部に
貼られています。漢字表記なので、
なんとなく意味は分かります。

バッテリーの仕様はコチラから。
バッテリー電圧測定
始動前バッテリー電圧   12.77V
アイドリング       14.37V
アイドリング+ライトON 14.26V
アクセル開        14.32V
エンジン停止直後     
13.22V

ちなみに、充電電圧の目安としては
下記を参照にして下さい。
※測定には、デジタル式のテスター
 が必要です。


 
13.00V → 100%
 
12.40V →  60%
 
11.80V →  20%
 
10.50V →   0%

充電しました。
バッテリーは密閉式の為、充電器も
密閉式バッテリーを充電出来る
専用
の物
を使います。
通常バッテリーの充電器で充電を行
うとバッテリーの寿命が著しく短く
なり、最悪破裂することがあります
アイドリングを上げたり、上記のことを実施して試運転しましたが、始動性
は、悪いままです(T.T)。

インジェクションは、4輪では定番システムであり、似た症例がないか調べ
てみたところ、ありました(^_^)v。

エンジンが快調に回るには、
良い圧縮、適切な空燃比の混合気、良い点火
が必要らしいです。

FIには、チョークが無いので、始動時に通常よりも多く燃料を噴射するシ
ステムがあるそうです。コマジェにあるかは?ですが。それが機能しないと、
始動困難となるみたいです。

今回、数回セルを回すと始動すると言うのは、セルを回している内にインレ
ットマニホールド内のガソリン濃度が徐々に濃くなって来て、始動出来る様
になってるみたいです。

アイドリングアップもしましたが、FIでは始動時アクセルを回すと、吸入
空気量が増えて逆にガソリン濃度が薄くなり余計始動しにくくなるそうです。

よって、アイドリングを元の回転数(タコメータ無いので感で)に戻したら、
比較的始動し易くなりました(^-^)。

ちょっとこのまま様子を見ようと思います。

ガソリンに混入するだけの使い易さから、呉工業のインジェクターク
リーナーを買ってみました。結構効果があることを耳にしたもので。
(^-^)
裏面の説明書きによると、50−70リットルに1本ってあります。
まぁ4輪用ですからね(^_^;)。
コマジェの8リッターで比率計算し算出した所、32cc入れればO
Kの様です。何回使えるんだろう・・・。
FIはインジェクターが命ですから、ガソリンも清浄剤入りのハイオ
クを入れた方が良いのではないでしょうか?