初回オイル(エンジン・ギヤ)交換をしました。現状走行距離が266kmと、とても短いので、
まだ交換しなくても平気かなとも思いましたが、説明書(北京語?)によると、500kmまた
は1ヶ月で・・・と記されており、走行距離的にはまだまだですが、購入して1ヶ月経ったので
交換することにしました。
現状どんなオイル(多分純正)が入ってるのかも分からないので、フラッシングオイルを使用し
てからオイル交換しました。

オイルと言えば脱脂洗浄剤、いわゆるパーツクリーナ
ーは必要ですよね。でも、実際使うのは初めてなんで
す(^_^;)。使ってみて、これは便利!って感じでした
ねー。2WAYノズル式で、逆さ使用OKのモノです。
1缶750円でした。

オイル処理の定番?。吸収材入りの箱です(^^)。
今回は2.5L用を買いましたが、フラッシングをし
たので、ちと足りなかった様な?。240円でした。

ビニール袋にちぎったキッチンペーパーを入れた自家
製処理袋とどっちが高く付くのかな?。

今回使用したオイルは、三和化成工業(株)製の二輪
専用オイル、Verity BIKE 10W-40 MAです。鉱物油です
が、マメに交換するのであれば十分だと思います。1
L缶800円でした。コマジェの容量は1.2Lなの
で、2本買いました。ちと不経済だけど・・・。

※パッケージデザインが変更されました。

今回はオイル銘柄を変更する為に、エンジン内部をフ
ラッシングオイルで洗浄することにしました。
フラッシングすると、内部シールの劣化促進や、有効
成分までも落としてしまい性能が低下すると言われて
ますが、今回はその様なことが起こらないと言われ、
金属表面を平滑にしてくれる物質も配合されているら
しい、ZOILのフラッシングオイルを使用してみま
した。無色でとてもサラサラしたオイルです。
1L缶880円でした。

ギヤオイルには、予め買っておいたヤマハ純正ドライ
ブシャフトオイルを使用しました。

上にある注入口キャップを開け、下側にあるドレンプ
ラグを緩めます。ドレンプラグ下に受皿をセットして
からドレンプラグを抜くと、粘度の高いギヤオイルが
「ツー」と出て来ます。風があると周囲に飛散します
ので、注意が必要です。

ドレンプラグには、#12のレンチを使います。
締付けトルク 2.3kg・m

出て来たオイルは、青汁の様な色でした。細かい金属
粉が混じっており、濃い部分と薄い部分が2層になっ
て見えました。

今回使用したドライブシャフトオイルは褐色でサラサ
ラとしたオイルでした。

異種オイル給油となるので、一端100cc程ドライ
ブシャフトオイルを入れタイヤを数分回してから排出
し、その後に正規の量の130ccを給油しました。

オイルキャプを外して、クランクケース下部にあるオ
イルドレンプラグをソケットレンチで緩めます。
下にオイル受皿をセットしてからドレンキャップを抜
きます。
ドレンキャップには、オイルフィルターがスプリング
によって取り付けられています。ドレンキャップが外
れると勢いよく排油されます。
オイルが抜けたら一端ドレンキャップを取付け、フラ
ッシングオイルを規定量入れてアイドリングを10分
程した後、排油します。
ドレンキャップ、スプリング、オイルフィルターをパ
ーツクリーナーで洗浄し、オイルキャップのOリング
パッキンに薄くエンジンオイルを塗って取り付け、新
しいエンジンオイルを規定量の1.2L給油します。
少しアイドリングしてからエンジンを停止して、オイ
ル量を計測します。オイルキャップにあるゲージの網
目の中央付近に油面があればOKです。オイル量を見
る時は、オイルキャップはねじ込まず、挿すだけです。
オイルはそんなに汚れてる感じはしませんでしたが、
1mm四方程のアルミ片がありました。

ドレンキャップには、#19のソケットレンチを使い
ます。スパナやメガネレンチを使うと、六角をなめて
しまいます。
締付けトルク 3.2kg・m



コマジェには、濾紙式のフィルターカートリッジはな
く、茶こしの様なフィルターがあるだけです。ですか
ら、マメにオイル交換をしないと、細かな異物で摩耗
が発生することも考えられます。
オイルフィルターは、スプリングによって、オイル吸
込み面に圧着されています。

オイルドレン口を覗いてみました。中央の斜めに出た
パイプからオイルが吸われて行きます。

コマジェのオイル濾過はこの様に行われています。