4輪用充電器使用時の注意



以前別スレで紹介したシールドバッテリー用充電器ですが、オート式の為、
電流がある程度下がると完了となってしまいます。
バッテリーは劣化して来ると充電電流が上がり難くなるので、オート式だ
と満充電だと勘違いしてしまう様です(^^;)

それ以来、その充電器はポイして2輪シールドバッテリーにも対応してい
る4輪用充電器を使用していましたが、イマイチ満充電になった感覚かあ
りませんでした。

色々調べてみると、バッテリーにいけない充電をしていた様です(^^;)

現在使っているセルスター製の充電器で
す。

コマジェのシールドバッテリーにも対応
していて、1時間のタイマー設定で充電
しろと説明書にあったのでそれに従って
行っていました。
バッテリーの充電には、普通充電で行う
ことが前提となります。
これは、バッテリーに指定されている充
電電流と充電時間ですると言うもので、
コマジェに使用されているTX7A−B
Sバッテリーには、0.7A×5〜10
hって書いてあります。

だけど・・・この充電器の出力電流は5
A! 1時間と言う短時間ではあるもの
の、7倍の電流で充電していたことに!

どおりで、充電開始と同時に、ジューっ
と水素が発生する音がしていました(^^;)

急速充電でも、3Aで1時間と指定され
ていますから、急速充電以上だったって
ことですよねぇ〜。

急速充電は、応急的な充電なので満充電
にすることが出来ないばかりか電極の劣
化を進めてしまいます。

知らないと言うことはコワイことです。
でも、またオートの充電器は買いたくないし・・・(二輪用はオートが多い)
今の充電器では容量がデカ過ぎるし・・・
ん?電流下げれば良いんじゃない?
と言うことで、ネットサーフィンしてみると、ありました下げる方法が(^^)

充電回路の途中に抵抗を直列に入れれば電流は下げられると。
でも充電電力は、12V×0.7A=8.4W 安全を見て2倍すると17Wの
可変抵抗器を挟むことに・・・ そんなデカイボリューム手元にないし高い。

そこで手軽で安全で安い抵抗を発見。そう、ニクロム線です。これは、電熱器に
使われる程大電流にも耐えられ、長さを変えれば自由に抵抗値も変えられます。

早速ホームセンターに行ってニクロム線を買って来ました。
100V−300Wです(^^;)
値段も128円でした。安っ!

これを、
充電器

ニクロム線

テスター

バッテリー

充電器と接続します。
充電中〜
植木鉢は、ニクロム線発熱による火災防
止です(^^;)
実際には、発熱はしませんでした。
(´▽`) ホッ
ニクロム線への接続位置を調整して
0.7A以下に調整出来ました(^^)

充電が進むにつれ、電流が下がってくる
ので、その都度抵抗値を可変する必要が
あります(^^;)

最終的には、ニクロム線は不要となり直
結で充電可能です。

このまま充電完了まで10時間(8h+
2h)にタイマーをセットしました。
この状態で充電をしたら、水素の発生する音も静かで、かすかにジューと言うレ
ベルです。バッテリー本体の発熱もなくなりました。



充電する度に上のセットを構築するのは
面倒に思えたので、ケースに収めてみま
した。
これで充電が手軽に簡単に出来る様にな
りました〜v(=∩_∩=) ブイブイ!!