アイドレング調整



コマジェにはタコメーターがありません(^-^; でも無いと困るものでもありません(^-^;
それでも、コマジェ乗りの皆さんは、タコメーターを後付されている方が多く居ます。

聞く所によると、コマジェの点火系にはクセがある様で、どんなタコメーターでも付けら
れる訳ではなく相性の良いタコメーターが必要だとか・・・ 相性が悪いと変な値を出し
たり、針がピョンピョン跳ねたりするみたいです。

まっ自分は必要性を感じないので、今後も付けないと思いますが(^▽^)/

ところが・・・アイドリング回転数を調整しようとすると、やはり必要となる計器です。
そこで、ハンディタイプのタコメーターを購入し、アイドリング回転数を調整してみた
ので紹介します(^▽^)/

購入したデジタルタコメーターです。
「DT−2234C+」 中華製です。
購入価格は2千円弱でした\(^▽^)/

計測対象に反射シールを貼り、そこにレーザー
を照射すれば、回転数が表示されると言うもの
です。

元々、ラジコン飛行機などのプロペラ回転数を
計測する為に、使われているみたいですが、結
構高回転まで対応出来るのと、誤差も少ないみ
たいなので、購入してみました。
安価なのにソコソコのポシェット付でした。
説明書も付属していますが、全文英字です。
(^-^;

安価な為なのか、省エネの為なのか測定ボタン
を押している間しか測定出来ません。

なので、調整して確認しての繰り返しになりま
す(^-^;
反射シールは、10mm幅で200mmのものが3枚
付属していました。メタリック調でラミネート
された様なシールでした。

説明書には、シャフトなど反射し易い素材の回
転数を計測する時は、一度ブラック塗装してか
ら反射シールを貼れとあったので、もしかする
と銀紙みたいなものを貼っても良さそうです。
(^・^)

フライホイールの一部に反射シールを貼りまし
た。フライホイールはクロメート処理してある
ので、ブラック塗装をすれば更に精度が上がり
そうです(^・^)
フライホイールカバーには、ピストンの上死点
を見る窓が設けられているので、ここからレー
ザーを照射して回転数を計測出来る様にしまし
た。

FI(燃料噴射)のコマジェは、アイドリング回転数もコンピュータが制御して
いる様です。なので基本アイドリング回転数の調整は不要の様です。

ところが、明らかに回転数が高いんです。あと、マフラーにカーボン付着が多い
ことと生ガス臭いので、燃調もいじってみることにします。

回転数を調整するには、スロットルバルブにあるアイドリング調整ねじを回して
合わせるんですが、このままだとまた元の回転数に戻ってしまうので、コンピュ
ータに記憶させないとダメです。勿論燃調もコンピュータへ設定し直すことにな
ります。

買うと数万はするダイアグツールだけど、構造は簡単なんで自作した物を使いま
した(^・^)

早速アイドリング回転数を計測してみると、以前カンで合わせたアイドル回転数
は、2,000回転少々もありました!。

ダイアグツールを操作して、メンテナンスモードに入ってからアイドリング回転
数を合わせます。

整備マニュアルによると、正規のアイドリング回転数は、1,600回転前後の様で
す。調整後は大分静かになりました(^・^)

ここでエンジンを止めると、コンピュータに情報が設定されますが、今回は引き
続き燃調をいじります。AIホースを抜いてからダイアグツールを使って2st
ep下げ(薄く)ました。

マフラー交換後、アフターファイヤーが頻発するのと、走行後エキパイが真っ赤
になっていたので、ノーマル位置から4step上げて(濃く)いました。