Sanko 小型高速切断機 ミニハーレー HGC-150



以前からあれば便利だと思っていた高速切断機をオークションで安価に落札するこ
とができました(^_^)

サンコーさんは、2004年にサンコーミタチさんと社名を変えられ、当時で廃盤とな
ったと推測されるモデルで今回のオークションでは新品在庫品を譲っていただけた
感じです。

取扱説明書こそ無かったものの、新品未使用純正切断砥石がセットされ工具も付い
ていました。

試運転では良好でしたが、ちょっと振動と音が気になります。多分一度も運転され
ていないので、内部グリースの固着などはありそうです。

分解できそうな構造なら一度分解して駆動部などをグリースアップしてみようかな
と思います。

今までは高速切断機モドキとしてディスクグラ
インダーをスタンドに取付け、高速切断機仕様
としていましたが、実作業で本来の姿であるデ
ィスクサンダーとしても使いたい場面もある訳
で都度スタンドから本体を着脱するのは非常に
効率が悪かったんです^^;

今回より用途を2分することができるので、作
業効率の向上が望めます(^_^)

作業に於いての効率向上は、他方で安全面の向
上にも貢献しますので(^_^)
今回落札したものが旧株式会社サンコーさんの
ミニハーレーHGC-150というモデルで日本製で
す。

当時の定価は¥21,000だったようです。

通常高速切断機と言えば砥石径が300mm以上の
ものとなりますが、DIY用途なので小型で十分
です。

簡易スタンドと違いブレもなく、精度も調整次
第では向上しそうです。

当時はまだクイック式ではないので、バイスの
開閉作業はずっとハンドルを回し続ける必要が
あります^^;
本体仕様
 AC100V 50/60Hz
 30分定格(無負荷時を除く)
 入力 385W
 砥石寸法 150x2.0x22.23mm(直径x砥石厚x内径)
 
周速度 4,300m/分
 回転速度 9,000min-1
 消費電流 4A
 出力 230W
 製造年月 1996年7月
新品で装着されていたメーカー純正の切断砥石
です。

どのような鋼材用なのかは知らないですが、多
分一般金属用でしょう。

砥粒・粒度・硬度 A46S
 砥粒 A:酸化アルミニウム(アルミナ)
 硬度 S: 柔らかい A←・→Z 硬い

150x2.0x22.23mm (直径x砥石厚x内径)

最大周速度 4,300m/min

通常生産後3年以内に使用するとされているの
で安全優先で別途切断砥石を買いました。
新しく購入したのは別に使用実績のある金の卵
シリーズのステンレス用、金属用です。

砥粒・粒度・硬度 AZ60P
 砥粒 AZ:アルミナジルコニア
 硬度 P: 柔らかい A←・→Z 硬い

150x1.4x22mm (直径x砥石厚x内径)

最大周速度 4,800m/min