フロントスピーカー交換



納車後10年が経過した所で、音質向上を図りました(^^)

乗れば100%音楽を聞いているので、そろそろスピーカーも劣化しているんじ
ゃないかな?。どうせ交換するなら純正と交換なんてアホなことはせず、社外ス
ピーカーに交換しました(^^)

ちなみに、リヤスピーカーは交換してもサイズが小さいので変化ないと言うこと
なので、フロントのみの交換です。


購入したのはカロッツェリアのTS−F172
0です。勿論オーディオはノーマル純正のまま
なんですが、チューンナップウーハーがカロッ
ツェリアなんで統一してみました。

このスピーカーは、5000円そこそこで売ら
れている廉価版なんですが、値段以上の性能が
出るとのことで決めました。

各車フィティング材も同梱されていてスピーカ
ーだけ買っても取り付けは出来ます。だけど、
付属のインナーバッフルは、プラスチック製で
す。
少しでも高音質を期待して、専用のインナーバ
ッフル UD−K522も購入しました。これ
は、MDF材(木製)です。
純正と比べてスピーカー出力が大きくなるので
ドアの制振処理が必要となります。
市販品では、ジェトレックスがありますが、今
回は自作しちゃいました(^^)。モドキですけど
ね^^;
値段は・・・手間考えるとジェトレックスを素
直に買った方が安いかも^^;

写真クリックで制作工程が見れます。
今回の目玉アイテムです。防水スピーカーハウ
ジングと言うもので、元々はスピーカー背面を
雨水・ホコリなどから守るカバーなんですが、
デッドニングの代用になるとかで、デッドニン
グをしたことのない人向けにお勧めアイテムだ
そうです(^^)
でもこんなのが6千円前後もします!
※2個での価格です
装着イメージです。

カポッと入れるだけです(^^)。
スピーカー背面からの音が出なくなるので、ド
アのサービスホールを塞ぐデッドニングは不要
です。

サービスホールを塞ぐと万一の板金修理の時に
問題となるので^^;
フロントドアの内張を外すには、まず2箇所の
ネジを外します。
ドアレバーの内側に隠し蓋があるので、外して
ネジを外します。
アームレストポケットの底部にも隠し蓋がある
ので、外してネジを外します。
樹脂ヘラなどでパワーウインドウスイッチのボ
ディを後方から外してコネクターを抜きます。
後はクリップだけなので内張の回りに樹脂ヘラ
などで空間を作って手前にグッと引けばバキッ
って言う音と共に外れます。

大抵クリップは割れますので、予備品を用意し
ておいた方が良いです^^;

デッドニングをする時は、ここから防水シート
を外してブチルゴムを綺麗に剥がす工程があり
ますが、今回はスピーカー裏の外板制振処理の
みを行いました。
一番下のサービスホールを利用して、外板の制
振処理をする為、防水シートの一部を剥がして
上で止めておきます。

ブチルテープは冷えている方が剥がし易いです
純正スピーカーです。思いの外綺麗で破れなど
ありませんでした^^;。

変えなくても良かったかな?^^;

コネクタを抜いて3本のタッピングネジを外す
とスピーカーが外れます。

ちなみに、スピーカーの厚み(ベース部)は3
cmでした。
純正スピーカーは、ほぼ全体的に樹脂構成とな
っていて、とても軽いです^^;

スピーカーの出力は最大40Wだったみたいで
す^^;

ボリューム最大なんかはしていませんでしたが
もししていたら、スピーカーが割れるかビビリ
音がしていたかも知れないですね。

それとも、オーディオ自体の出力が40Wしか
無いんですかね^^;
新旧比較です。

カロッツェリアは、金属フレームでマグネット
も大きく重いです。

5000円そこそこのスピーカーでもこの差で
す。純正スピーカーっていったいいくらなんで
しょうかね?


パーツリスト見ても価格が出ません^^;
スピーカー裏の外板内側です。
雨垂れによって緑のコケが・・・^^;

制振材を貼るのでしっかり掃除して脱脂します

ドア下部に2つの排水口がありましたが、詰ま
ってはいませんでした。
貼る面を採寸して、制振材を切り出します。
制振材を貼りました。圧着ローラーを使ってし
っかりと圧着しました。

ベタ貼りしてしまうと、雨道が無くなるので、
水の通路を作りつつ、貼りました。
今回は制振材の上に吸音スポンジもどきも貼っ
てみました。

形は吸音スポンジに似ていますが、これはケー
スとかの内側に貼る緩衝スポンジです^^;

厚みは40mmあります!

多少の効果はあるのでは?
スポンジに通常の両面テープは付きません。

スポンジ専用の両面テープを使います。

相手方は、金属面OKなんで、制振材の上に貼
ることが出来ます(^^)
スポンジを貼ってインナーバッフルを取り付け
ました。
防水ハウジングを仮セット。

裏の吸音材との位置関係はこんな感じ。
ウインドウを下げると、ガラス保持部が防水ハ
ウジングに若干干渉するので、ビニールテープ
でガラス保持部をテーピングして、防水ハウジ
ングの背面にも一部ビニールテープを貼ってで
保護しました。

※写真は助手席側
※軽く擦る程度で開け閉めには問題ありません
防水ハウジングは、防水目的のものなので、テ
ストでスピーカーを鳴らすと、防水ハウジング
が結構振動しちゃってました^^;。

そこで吸音材を防水ハウジング内に詰めてスピ
ーカーを取り付けました。

結果、防水ハウジングの振動を、軽減出来まし
た(^^)
スピーカーに同梱されていた取り付けネジは黒
だったんですが、防水ハウジングの厚み分ネジ
長が足りなくて急遽ホームセンターに買いに行
きました^^; よってネジ色はシルバーです^^;

タッピングネジは5mm延長です。
防水シートを元に戻して、内張りとドアパネル
の間にスポンジテープを貼って振動が内張りに
伝わらないようにしました。
鳴らしてみた感じですが、音がキレると言うかメリハリが付きました。鳴ってい
るスピーカーから、鳴らしているスピーカーに変わった感じです。

ボリュームをかなり上げてみましたが、特にビビリ音はしませんでした(^^)

今回は防水ハウジングを利用したので、デッドニングは不要でしたが、デッドニ
ングをする場合、かなりの時間を要すと思います^^;

今回の施工だけでも半日以上は掛かっていますから^^;

撮影しながら・・・と言うこともあるけど^^;



防水ハウジング内に入れた吸音材ですが、後から調べるとどうも詰め過ぎの様で
スピーカーコーンの振動を妨げていた感じがしたので、手直しをしました。
良かれと思って防水ハウジング内一杯に吸音材
を詰めたことが、かえってスピーカーコーンの
振動を押さえてしまい、こもった感じの音にな
っていた様です。
吸音材を防水ハウジング底部の直径に合わせ、
Φ125mmで円形にカットし直してセットし
ました。

スピーカーコーンが自由に振動出来る様になっ
て一段とメリハリの利いた音質になりました。
(^^)