ファンベルト交換



急加速するとベルトが滑るのかゴムが焼けた様な臭いが車内に充満する様になって
来ました。走行中切れるのは嫌なんで、丁度12ヶ月点検をする予定だったので、
交換しました。

今回は社外品をオークションで入手しました。

6PK1175がオルタネータ、パワステポン
プ用、4PK945がエアコンコンプレッサ用
です。
社外品と言えど、中身は一流メーカー製です。

6PK1175がミツボシ製、4PK945が
バンドー製です(^^)
この型のエルは8:2で下からの作業が主とな
りますので、下に潜れるスペースが必要となり
ます。高ければ高いほど楽に作業出来ます(^^)

レンチを使う作業なので作業中は車両が揺れま
すのでジャッキだけの保持では大変危険です。
必ずリジットラックで左右水平になる様に車両
を固定して下さい。

上部はエンジンカバーを外しておきます。
前側のアンダーカバーを外します。

全部で10箇所のビス・ボルトで固定されてい
ます。全てのビス・ボルトを外すと簡単に外れ
ます。樹脂製なので軽いです(^^)

写真上側が、車両後方側になります。
砂塵が落ちますので保護メガネとマスクを着用
しましょう。
ベルトはこんな感じに掛かっています。
4PK945が奥側、6PK1175が手前に
なります。

ベルトを外す前にベルトを押して張り具合を覚
えておきます。

作業的にはアイドラープーリーの軸ナットを緩
めてアジャストボルトを回すことでベルトを緩
めたり張ったりすることが出来ます。調整が終
わったら再度軸ナットを締めます。
実際はこんな感じになっています。

軸ナットは14mm、アジャストボルトは12
mmです。

軸ナットを回すには、オフセットメガネよりス
トレートメガネの方が作業し易いですよ(^^)

軸ナットの締付け規定トルクは、両方共約35
N・mです。
無事外せました(^^)
外したベルトを確認してみました。

特に下のエアコンコンプレッサー系のベルトに
大きな亀裂が入ってました。

滑りが多かったのはこちらだったと思います。

ベルトに亀裂が入るとその分だけ接触面積が減
ります。その為滑りが生じ異音が出るのです。
ベルト交換完了です。アクセルを煽ってみまし
たが特に滑り音はありませんでした。

作業自体は簡単なんですが、面倒ですね^^;

上から作業出来ればかなり簡単な作業と思いま
す(^^)