BALバッテリー接続ソケット改



車とバイクのバッテリー交換をして中古のバッテリーが2個在庫となってしまいました^^;
でも完全にダメになった訳でもなく、信憑性で交換した様なものなので、容量は少ないながらも、転用す
ればまだ電源として使えるレベルにあると思います。

そこで、ハンディ電源として再利用してみようと思います(^^)。

ちょっと重いけど、持ち運びは可能な訳で、カークリーナーをつないで車内を掃除したり、部屋のちょっ
とした掃除にも使用出来ます。エアーコンプレッサーでタイヤに空気を補充することも出来るし、持って
ないけど電動のオイルチェンジャーも使えます。USBアダプタを使えば、携帯などの充電にも使えます。

車両での信憑性は?ですが、ハンディ電源とすれば、まだこんなに需要がある訳です(^^)

ただ、注意しなくてはならないのがバッテリーの電圧管理です。車両用のバッテリーは、エンジン始動に
特化された構造で、深い放電は苦手です。容量の80~100%で使う必要があります。電圧で言うと
12.5V以上をキープする様にしないと寿命が短くなってしまいます。

なので、ハンディ電源として使う時は、電圧を把握する必要があります。一般的に10.5V以下になる
と、再充電が出来なくなるので注意が必要です。乾電池の様に動かなくなるまで使い切るって言うのは絶
対ダメです。

そんな面倒なのはイヤだと思ったら、諦めてディープサイクルバッテリーを購入して下さい^^; このバ
ッテリーは、乾電池的な使い方をする時に適した構造となっています。それでも10.5V以上は守らな
いとダメですが・・・


BAL(大橋産業)のバッテリー接続ソケット
を購入しました。
バッテリー端子にクリップを挟むと、シガーソ
ケットに給電されると言う物です。15Aまで
OKだとか…でもヒューズはありません^^;

これだけだとテスターを時々接続しないと電圧
は分かりません。
で、こんなモノを作ってみることにしました。
構造はとても単純で、ケーブルの間に電圧計を
接続するだけです^^;

これでテスターは不要となります。
まずは元となるソケット本体です。

電線は、105℃までの耐熱配線が使われてい
ますが、市販と言うか小売には無いようです。
VW-1 16AWG(1.31mm2)105℃ 300V

このまま中央でチョキンとカットして電圧計を
挟んでも良いのですが、38cmと短いので、もう
少し配線を伸ばします。

よって使うのはクリップとソケットだけです。
代わりに使う電源コードを1m買って来まし
た。

ちなみに耐熱コードではありません^^;

VFF 2.0mm2

外形はほぼ同サイズでした。
電圧計と端子を内蔵する為のプラケース。

タカチ製はいつも使っているので、今回も。
金属ケースより加工し易いしね^^;

SW-85 W60xH40xD85(mm)
端子台です。20Aまで使用出来ます。

ML-20-2P
2列型 中継型端子台 250V-20A 2極
サイズ: 48x30x21.5(mm)
端子間ピッチ: 10mm
端子ねじ: M4×8

クリップ側のコードと、ソケット側のコードを
中継しつつ、電圧計への分岐を行います。
小型電圧計モジュールです。

今回は緑LEDにしてみました(^^)。
測定精度はバッチリ!
それでいて安い(^^)

LEDは結構明るいです

このモジュールは、自分用の電源を必要としな
いタイプなので、2線式です。

バッテリーに接触させれば即表示します。
電圧計モジュールをケースに固定する為のスペーサー
とプラねじです。

一応絶縁性を考えて、オールプラ製を選定

ジュラコンスペーサー AS-2006
 4mm幅x高さ6mm六角スペーサー
 プラねじ M2x5付き

これらの材料を使って完成したのがこれです(^^)

緑LEDもなかなか良いです(^^)

LED周りの加工がやはり粗くなってしまっているの
で、カッティングシート等で化粧する予定です^^;

これで、バッテリー電圧を気にしながら電化製品を
利用出来ます(^^)


配線の長さも全体で約1mになったので、バッテリー
と対象物の距離が稼げる様になりました。