ポータブル・ホイール・バランサー



4輪用のホイールバランサー(以降、治具と言う)は持っていなかったので、手組
み後のバランス取りが出来ませんでした。

でも探してみると1500円チョットと激安な治具があったので買ってみました。
(^^)

ショップでやってもらうと、1本1000円位いが相場の様なので、2本バランス
取れば元が取れます(^^)

この治具は、静的(スタティック)バランサーで、タイヤを治具に載せて計測する
ものです。

原理は至って簡単で「ヤジロベエ」の様なしく
みで、ホイールの重い方が下がります。その傾
きは治具の頂上にセットされている水準器に表
示されます。

ホイールの軽い側へウエイトを取付けて、水準
器の表示が水平位置になるようにしてバランス
を取ります。
本体です。

コーン(傘)はヤジロベエの様にグラグラしま
す。

コーンの上からホイールをそっと載せます。

しかーし、このままでは使えませんコレ^^;

1500円の中華品質です。手を加えないとゴ
ミです。


これ自体のバランスが取れていないんです^^;
必ず必要になるものは、水平位置を探す為の水
準器(レベル)です。

これが無いと基準面が探せません。


我が家のリビングはX方向、Y方向共に水平だ
ったのでココで治具の修正をしました。
まずコーンだけを床に置き、コーン上部に付い
ている水準器を確認します。

自分のはこの段階で既にズレていました(T_T)
(写真上)

水準器はスプリングを介して3本のネジで固定
されていて、ネジを回すことで水準器の補正が
出来ます。

しかし、このネジがタッピングで、斜めに打た
れてしまっているのでメチャ固いです。

45゜ずらした所にネジ穴を加工して普通のネ
ジにすれば、簡単に調整出来ると思います。

今回はなんとか補正出来たので良かったです。
(写真下)
次にベース部の水平度を確認します。

付属のレベル(ボルト)を取付けて、ベース上
部に水準器を置いて確認します。

ここもX方向とY方向で確認します。

ベースは特に問題はありませんでした。
ベースに付属の心棒を取り付けてコーンを載せ
た所、無負荷の状態で水平が出ていませんでし
た。(結果が同じなので写真流用です^^;)

無負荷の状態でズレてしまっているので、この
ままでは測定出来ませんよね^^;
コーン部の軽い側へ適当な重りを貼って行きま
す。自分は手元にあった小銭をセロテープで。
(^^)

少しコーンを揺らしつつ、上部の水準器で水平
となるまで、重りを加減しながら調整します。
コーンの水平が出たら、貼り付けた重りの重さ
を計量します。

今回は100円玉4枚で水平が取れたので19
gのウエイトを軽い側へ取付ます。
ホイール貼付け用のウエイト20g分をコーン
の内側下方へ貼付けました。
無負荷状態でコーン上部の水準器で水平になっ
たことが確認出来ました(^^)

これで使える様になりました(^^)

(結果が同じなので写真流用です^^;)
計測中。
ほぼバランスは合っていました(^^)