OBD2 診断機



OBDとは、On-Board Diagnosticsの略で、国土交通省は「車載式故障診断装置」と
しています。

OBD点検とOBD診断がある様で、OBD診断は国産車に於いては2024年10月から車検整
備の点検項目にOBD診断機による点検項目が追加され、異常コードがあると不適合
となり車検に通らなくなります。ただ、全ての車両では無く国産車では2021年10月
1日以降に新車販売された車両が対象となります。MA37Sソリオは、2020年12月に販
売開始となった車両なのでギリ対象外です(^^) 対象になると+400円費用が嵩むそ
うです。

対してOBD点検は、車検整備以外の点検(12ヶ月点検)で行うことが2021年10月に
義務化され、対象車は全ての車両となります。

※大特車、トレーラー、二輪は対象外

現代の車両は、ほぼコンピュータにより動いていると言っても過言ではなく、従来
の目視、分解点検項目のみでは電子的な異常の有無を確認出来なかったので、
OBD点検は理にかなっていると個人的には感じています。

このことから、ある程度まともでエラーをリセットできる診断機を購入してみまし
た。

尚、OBD診断に使うOBDは登録された機器なのでこの様な簡易診断機で判定すること
はできません。

点検時期の度に、診断機で故障履歴が無いか確認するだけでもOBD点検をする意味
はあると思います。

LAUNCH Creader
OBDII Scaner 529

OBD2コネクタに接続してエンジンを始動する
とデータを読み出します。