サイドスタンドスイッチキャンセル



最近のバイクには、安全装置であるサイドスタンドスイッチが設置されています。
これは、サイドスタンドを格納しないまま走行し、カーブ等で引っ掛けて転倒する
事故を抑止する為のものですが、他にも暖気運転でエンジン回転が上がっている時
の走り出しを防止する目的でもあります。これはスクーターに特化した安全装置で
スクーターにはハード的にニュートラルと言う駆動ポジションが存在しないので。

今回、この安全装置をキャンセル(無効化)してしまいます。

一般に安全装置を外すと言うことは、安全でなくなると言うことになる訳で全ての
責任はいかなる場合も個人に課せられます。よって自己責任での施工となります。

通常、サイドスタンドを出したままでは、エン
ジンは始動しません。

また、エンジン運転中にサイドスタンドを出す
とキルスイッチを使った時と同じ感じでエンジ
ンがストップします。
これがサイドスタンドスイッチです。
サイドスタンドが格納されると、サイドスタン
ドの付け根にあるレバーがスイッチを押し接点
が閉じます。
サイドスタンドを出すと、レバーがスイッチよ
り離れ接点が開くしくみになっています。
サイドスタンドスイッチからは2本の配線が出
ているので、この2本を配線コネクターなどで
ショートさせても解除出来ますが、配線を傷付
けたく無かったので、ショート加工されたカプ
ラーを購入しました。ご丁寧に相手側に付ける
ブランクコネクタも付属しています(^^)
コネクターはこの辺りにありますので、左側サ
イドパネルを外して隙間を作り、下から手を入
れて何とか交換する形です(^^ゞ
コネクターは緑色のものです。

切り離してスイッチ側コネクターにブランクコ
ネクターを、車両側コネクターにショート加工
されたコネクターを取れ付けて完了です。
スイッチ側にプランクコネクターを取付けまし
た。
車両側コネクターにショート加工されたコネク
ターを取付けました。
スカブはノーマルでも200kg超えなので結構重く、また仕事で使う重い工具箱
も常設しているので、更に重いです(^^ゞ

結果、センタースタンドよりサイドスタンドを使うことが圧倒的に多くなるんです
がその状態で暖気することが出来ません。乗車するかセンタースタンドにかけ直さ
ないと暖気運転が出来ませんでした。

今回の対策でサイドスタンドを出していてもエンジン始動が出来るので。かなり便
利になりました(^^)