スプリング・コンプレッサーの自作



クラッチのオーバーホール時、センタースプリングの反力を押さえる為、両足でプ
ーリを踏み付けつつセンターナットを外すと言う不安全で効率の悪い作業を行っていました。まっ年齢とともに柔軟性が悪くなって来たと言うこともありますが^^;

実は、スプリングコンプレッサーと言うツールが市販されているんですが、最大で
も外形155mm程度のプーリにしか使えません。主に125ccまでなんでしょうね。250ccになるとプーリー径も大きくなり、なかなか市販品を見ることが出来なかったので、市販品を模して自作してみました(^^)

市販品の使用例です。

ツールがプーリをしっかり保持しているので、
センターナットを安全に外すことが出来ます。
また、組む時も力要らずでセンターナットをセ
ットすることが出来ます。
まず現物プーリを採寸してツールのサイズを決
定し、使えそうな材料を調達しました。

写真クリックでPDFで見れます。
高さを確保したのは、ツールへの脱着の際、セ
ンタースプリングの自由長を考慮した為です。
こんな感じの使い方になります(^^) 組み付ける時も軽く安全にスプリングを縮めることが出
来るので、センターナットも簡単に付けられます(^^)



クラッチを分解することがあったので、治具を
の長さを現物と合わせながら再調整しました。

ホールド性はいい感じです。

クラッチナットを外しても、治具がスプリング
の力を抑え込んてくれています(^^)