プーリーホルダーの製作



ドライブフェイスを取り付ける時に、プーリーをロックしないと共回りしてし
まいナットを締めることが出来ません。今迄、前車から使っていたユニバーサ
ルホルダーを使っていたんですが、爪が開いてしまって脱落したりで一人作業
では使い難かったんです。

色々なサイトを参考にして、ドライブフェイス専用としたロックツールを使わ
れている様だったので、自分も製作して見ました。

市販もされているんですが、作るのも楽しいですから(^^)

主となる部品は建築に使用される短冊金物と言
われるもので、Zマーク品です(^^)
長さ450mmのものを購入しました。

「Zマーク」については、ググって下さい^^;

お値段200円しません(^^)
あとはこれらの小物。

爪部はボルトでも良かったんですが、長さがい
くつになるか分からなかったので、調整が効く
全ねじを購入しました。

ボルトサイズは、手持ちのユニバーサルホルダ
ーと同じM8で揃えました

ドライブフェイスのフィン傷付き防止の為、端
キャップも購入しました。目立つ黄色を(^^)
完成です。
いつものフラットブラック仕上げです。
ちなみに、負荷のかかる部分は、焼入れ・焼戻
しをしています。そのままだとグニャグニャな
ので。
少し色が変わっているの分かりますか?(^^)
ロック部です。

爪は必要最低限の長さにしたので、強度もバッ
チリです。

全ねじを使ったので、端面でボディを傷付けな
い様に袋ナットで保護しました。
専用ツールなんで、ユニバーサルホルダーの様
に爪間隔を都度調整する煩わしさはなくなりま
した。

「爪」の向きが裏表逆でした^^; 修正しました(^^)



プーリーホルダーVer2.を作製しました(^^)
今まで使っていたプーリーホルダーです。
フィン部を直接押さえる構造なんで、締める時
に逃げてしまって脱落・・・って感じで使い難
かったんです。

後尾にアングル材を付けて座りを良くしたりし
たんですが、改善には至らず・・・

そこで今回は本格的?な効率向上化を行いまし
た。
結構前に余分に買っておいた在庫品です。
いつもの建築金物です。安いんですよ(^^)
オス・メスのスペーサーです。
M6-40ともなると、近くのホームセンター
にはまず在庫として無いので、モノタロウで注
文しました。
工具不要で脱着出来るように蝶ボルトもついで
にモノタロウで(^^)
ホルダー部は現行品を再加工しました。
不要となる後半分を切断してショート化とし流
用しました。作り直すのは面倒だったので^^;
各パーツを加工後、つや消し黒で塗装しました
金物ではなくツールとして見たいので(^^)

敢えて、蝶ボルトは塗装しませんでした。
クランクケースカバーを止める上下のボルト穴
にオス・メススペーサーをねじ込みます。

グラ付きがあるとボルト穴を痛めるので、最後
までねじ込みます。工具は不要です。
新しく製作したステーを渡して蝶ボルトで固定
します。ここもグラ付きが無いように。
再利用(短く加工)した爪部をプーリーのフィ
ン部にセットして、ステーに加工したネジ穴に
蝶ボルトで固定して準備完了です。


ロック部はしっかりと固定されています。
実際規定トルクで締めてみましたが、逃げるこ
となく確実にプーリーを固定することが出来ま
した(^^)