モードスイッチの自作



スズキのバイクには、異常コードをディスプレイに表示する車両があります。
勿論通常は表示されず、何か異常があった場合「FI」警報ランプ点灯と同時に発
生した箇所の異常コードが表示されます。

異常コードを確認したり、各センサの位置調整などで、メンテナンスモードに入る
ことが必要で、モードスイッチを接続することで、切り替えられる様になります。

異常コードは、サービスマニュアルに一覧があるので、対比すればどこが悪いのか
大凡の特定は出来ます。

※詳細に調べるには、メーカー製のダイアグツールが必要です。

モードスイッチは、純正部品として購入することが可能です。

今回は、手持ちの部品と新調したカプラーで自作しました。

通常のディスプレイはこんな感じです。
車両側の診断カプラです。
6極ですが、実際接続されているのは4本で
す。
コスパが良い方法です。

ゼムクリップを伸ばして中央で折り曲げた物
を対象ソケットへ挿してショートさせます。

ほぼこの方法が取られているみたいです。
ただ、端子形状が合わないものを刺し続ける
とソケットが変形して接触不良となることが
あるので、せめて適合する雄端子にビニール
線を付けたもので行うことを推奨します。
原材料です。防水カプラと端子のみ購入、あ
とは在庫品です。

コードにスイッチを付けるだけの単純工作で
す(^^)
完成しました(^^)
スイッチだけだと工作感が乏しかったので、
プラケースに収めてみました(^^)
モードを切り替えると、通常積算距離が表示
される箇所に、異常コードが表示される様に
なります。

写真の表示「-C00」は、異常なしを表し
ています。
今回別用途で同じ防水カプラが必要だったのでついでに作成してみましたが・・・純正スイッ
チを買った方が安いです^^; だいたい800円前後で売られていますので。
防水カプラーだけで、本体価格近くしますよ^^;