グリップ交換



2011年式のスカブ、現時点で8年目になりました。比較的好条件で保管していても
ゴム製品は年を重ねる毎に油分が抜けて行き風化して来ます。今回、純正グリップ
から社外グリップへ交換してみました。

購入したのはDAYTONAのハンドルグリップ
品番 98067
PRO-GRIP #7240P GREEN/BLACK 貫通形です。

サイズは、L:Φ22×120mm、R:Φ25×120mmと
左と右で内径が異なります。左側が細いグリ
ップになります。

単気筒なので振動吸収ゲル構造のものを選択
しました。ただ耐震性能は?的な評価だった
んですが、見た目で買ってみました。
長さは多少の誤差があるそうです(±5mm)
が、まあまあピッタリな感じです。

グリップは、結構グニャグニャな感じで柔ら
かそうです(^^)。
交換作業は比較的簡単な左側からスタートし
ました(^^)

バーエンドを外します。ネジは#3のプラスで
すので通常の#2プラスドライバーで回すと潰
れるので注意です!

インパクトドライバーを使って外しました。
グリップ交換に威力を発揮するのがロングノ
ズルのエアーガンです。

コンプレッサーがあれば是非使いましょう。
ノズルの先端をグリップとハンドルの間に差し込み
エアーを出すとグリップが風船のように膨らみ抵抗
が減って簡単に抜けます(^^)v

勿論カッターで切ってしまってもOKです。劣化した
純正グリップはゴミなので。
ボンドのカスはカッターで軽く擦ると取れます。
仕上げはパーツクリーナーを付けて拭けば綺麗にな
ります。
通常回り止めにボンドを使いますが、管理人は歴代
バイクのグリップ交換でボンドを使ったことがあり
ません。たまたま当たりだったのか、回らなかった
ので。

グリップ挿入はそのままでは摩擦が大きすぎて入り
ません。水をグリップ内面とハンドル外周に付けて
グリグリねじ込めばOKです。水が蒸発すれば密着す
るので、多分普通の使い方であれば回らないと思い
ます。

で、今回もジャストフィットなんでボンドは使いま
せんでした。いつか回るようになってしまったら、
ボンドを使いたいと思います。
続いて困難な右側の交換をしました。
こちら側もまあまあジャストサイズのようです。

まずは左同様バーエンドを外します。

右側の純正グリップは簡単に取れないので作業効率
重視でカッターで縦に裂いて取り外しました。右側
はボンドは使用されておらず、スロットルコーンの
両端にある凸に純正グリップ両端にある凹にはまっ
て空回りしないようになっています。
純正グリップを剥ぎ取った後のスロットルコーンで
す。両端にある凸は社外グリップにとっては邪魔に
なるので、取ってしまう加工が必須です。先端は薄
いのでニッパーで取れますが、根本は大きな三角断
面構造だったので工具が必要になりました。
管理人は手持ちの100均ルーター用丸のこ刃をドリ
ルに付けて切断しまくると言う荒行に出ました><
切り取った部分はヤスリで仕上げて滑らかにしてお
きます。

ちなみに、スイッチカバー側面も削ってしまいまし
たがグリップのつばで隠れるので問題なしです!
^^;

スロットルコーン表面には空転防止の凸加工がされ
ているので、水だけではうまく付けられませんでし
た。そこで台所用洗剤を少し塗って付けました(^^)
バーエンドを戻して右側も完了です。

\(o⌒∇⌒o)/

しっとり感があっていい感じになりました。デザイ
ンもバッチリです(^_^)