拒食と獣医師のお話


今回は2021.3.頃より突然「拒食化」したレオパについて獣医師さんから色々アド
バイスを頂いたので、公開します。

それまではコンスタントに良く食べてくれていたんですが、2021.3.頃から急に食
べなくなってしまいました。レオパには拒食期間があるとのことから当初は静観し
ていたのですが、さすがに5月になっても継続すると心配になってきます。

途中でペットショップの店員さんに聞いたら、人工エサの戻しが悪かったか、時間
が経って硬化したものを食べたのがトラウマになっているかも知れないので、餌を
水に溶いて与えてみてとのことでしたので実践したけれど効果なし・・・餌を鼻先
に付けてもプイっとそっぽを向かれる始末><

ちなみに、この子は雌なので卵詰まりの可能性もあると思ったので今回獣医さんに
診て頂きました。

爬虫類などのエキゾチックアニマルを診てくれる病院って少ないです。動物病院と
言えば犬猫が殆どですからね・・・

ネットとクチコミを頼りに同市内にエキゾチックアニマル専門病院があったので予
約して行ってきました。

待合室にはフェレット、ハムスター、うさぎ、亀、蛇さん達が順番待ち状態で混ん
でいました^^;

ちなみに人気の病院の割に駐車スペースが病院前2台とそこそこ離れたところに4台
しかなくしかも病院前の道路は比較的渋滞路なので、今回は電車で行くことにしま
した。さすがに速いし楽でした(^o^)v

着くと問診票と施術に関する同意書の記入を求められました。問診票には、飼育レ
イアウトの絵を書くようになっていました。

提出して予約時間の30分後にやっと呼ばれました。スタッフさんがプラケースに移
し体重測定(74g)その後写真を撮らせてくださいと動くレオパに苦労しながら撮
影していました。カルテにでも貼るのかな?

その後、先生が登場され問診ならぬ目視で状況を確認。プラケースに入れたまま色
々な角度から観察。その結果、抱卵があるとのことがわかりました。抱卵????
卵の元らしいです。まだ殻の無い状態。脇腹が膨れているのがその証拠。

部屋を暗くされレオパの上からライトを当てると、お腹がスケスケ!! 卵ができて
いれば影が見えるけど、現状はまだ完成していないとのことでした。この状態が続
くと体内に吸収されるみたいです。殻が出来ると産ませる必要があるとのことで、
産卵場所を作ってあげてくださいとのことでした。産卵場所は、タッパに丸穴を開
けてパーミキュライトを入れて湿らせておけばそこに産むみたいです。水苔は食べ
てしまうことがあるので避けてと・・・

尻尾の太さと動きをみる限り、まだ数ヶ月拒食しても大丈夫だから安心してとのこ
とでした。ホッ

続いて持参した便を顕微鏡にセット。いつのですか?と聞かれたので2日くらい前
のですと答えました。するとこれを見てくださいとモニターに切り替えられ、画面
を見るとなんとダニだらけ!!!うごめいていますダニがウニウニとΣ(・ω・ノ)ノ!

床材はクルミ粉を数センチで厚めに敷いていると言うとダメですとTT。湿度が上が
るとダニが湧くらしいです。きっと餌に付いたまま食べてしまったのだと・・・

床材はキッチンペーパーを敷くだけにしてくださいとアドバイスされました。

ヒーターについては下に敷くフィルムヒーターと電球ヒーターは不向きだそうで、
レオパ飼育では暖突一択とのことです。

餌は人工フード3種類と乾燥フタホシコオロギをローテーションで与えていました
が、人工フードは所詮練り餌で必ず加熱殺菌処理されるので、栄養はイマイチなん
だそうです。コオロギは乾燥より冷凍の方が良いみたい。あと、ピンクマウスをた
まに与えてくださいとアドバイスされました。解凍したら台所用洗剤で洗ってから
コオロギを擦り付けて臭いを付けてあげると嗜好性が上がるとのこと。あと、うず
らをまるごとミンチにして作ったつくねも良いみたいです。

人工フードでも必ずカルシウムは毎回ダスティングしてくたさいとのことでした。
コオロギしかダスティングしていなかったけど・・・。カルシウムは過剰摂取して
も便で出てしまうので安心だそうです。逆にビタミンD3入カルシウムはたまにダス
ティングするようにと注意されました。副作用が出るみたいです。

あと意外だったのが日光浴。日光に当てるようにしてくださいとのことでした。そ
の時は窓を開ける必要があるみたいで、ガラスは紫外線を反射するみたいです。爬
虫類用の紫外線ランプは意味がないみたいですね^^; やはり太陽光が一番のよう
です。

レオパは腎疾患になりやすいとのことで、予防には温浴をしてあげてくださいと言
われました。最初は30℃くらいで1-2分、慣れたら40℃で10分だそうです。

今回、色々先生にご教示いただき勉強になりました。帰宅して速攻改善したのは言
うまでもありません^^;

冷凍ピンクマウス(ハツカネズミの赤ちゃん)

Sサイズだと2.5cm程度みたいです。

○ップロックに入れて湯煎で解凍させるみたい
です。
ダスティング用カルシウム剤

カルシウム100%のものを毎回ダスティングして
与えるそうです。

ビタミンD3配合のタイプは副作用の心配がある
のでNG。与えるならたまに。
暖突(上部ヒーター)

ケージの半分を温められるサイズを選択します