知人宅の玄関先に暑さで堕ちていた野生のニホンヤモリを保護して元気に育ってい
ましたが、飼育後約1年飼育したところで残念ながら亡くなってしまいました。
><

飼育器具も生き餌のレッドローチも在庫となってしまい、処分するのもと思ってい
ました。


 【約1年間飼育していたニホンヤモリ】
そんな時、「レオパを飼いたい」と言う
子供たちの要望から、飼育器具も生き餌
もあるし、比較的初心者向けと言われて
いるレオパを飼育してみようと購入、飼
育を始めることになりました。

購入したレオパは、まだサイズ的に子供
っぽくて大きくなるか不安もありますが
頑張って育てようと思います(^^)

そんなレオパですが、飼育していたニホ
ンヤモリと比べると約二倍の大きさがあ
りますケド^^;

色々なサイトでも説明されていることで
すが、生体についてカンタンに説明しま
す。

レオパは、ヤモリの仲間なんですがトカ
ゲに似た特性を持っていることから、
「トカゲモドキ」と言う名が付いていま
す。

ヤモリとレオパの違いは、目の上下に瞼
があることです。瞼の動きがあることで
レオパの表情を豊かにしてくれます。
(^^)

それともうひとつ、足先に趾下薄板(し
かはくばん)と言う吸盤がないため、ガラス面や天井に貼り付くことができません
よって、レオパはヤモリの仲間ですが、地面での生活がメインとなります。

動きがゆっくり、まったりでとても愛嬌のある仕草をします。太い尾を上げて歩く
姿は、とてもカワイイです(^^)

お店で出会ったレオパです。もともとマックス
ノー種(モルフ)が希望だったので、この子に
決まりました(^^)

年齢・性別は不明ですが2019.7.に入荷した様
です。

※購入したのも、2019.7.です。
プラカップにキッチンペーパー、加湿されて渡
されました。外は暑かったので寄り道せずに帰
宅しました。

低温に弱いレオパ、冬だとどう渡してくれるん
でしょうね?
購入基準となるケージの大きさは、横幅が生体
の2倍、奥行きは生体の長さが良いと言われて
います。ただレオパは壁を上がれないので高さ
は考慮しなくて良いみたいです。

爬虫類ケージにはプラスチック製、ガラス製、
アクリル製がありますが、普段のメンテナンス
性の良さからガラス製ケージにしました。

GEX エキゾテラ グラステラリウム 3030
(本体サイズ WxDxH 31.5x31.5x33cm)

このケージには観音式の前面扉があり給餌や給
水などのメンテがとてもやりやすいケージです

しいていえば、内部の背面に発泡スチロール製
の3D背景が付いているんですが、レオパがそ
こを登ってしまい、ヒーターに接触して火傷を
するリスクがあったので撤去しました。
背景がなくなって殺風景になったので、寿工芸
の「3D岩石600」バックスクリーンを購入して
テープで貼りました。

このバックスクリーンのサイズは60cm水槽用で
す。

いい感じの柄の所に合わせて余分な所を切り取
ります。
床材にも色々種類がありますが、以前ヤモリ飼
育の時に使っていたウォールナッツサンドが余
っていたので、足りない量を追加で購入しまし
た。

この床材はクルミの殻を砂状に砕いたものです

天然成分の植物製なので万一食べてしまっても
無害で糞と一緒に排出されるので安心です。
レオパは爬虫類で変温動物です。なので自身で
体温コントロールが出来ないので温かい場所と
涼しい場所を作ってあげることが必要になりま
す。一番手軽なのは、ケージ下に設置するパネ
ルヒーターです。

GEX エキゾテラ レプタイルヒート XS

このヒーターは温度固定ですが温度調節機能が
内蔵されていて、約45℃前後で温度が一定とな
るように調整してくれます。

発熱温度が低温なので、プラケースでも利用で
きます。

尚、ケージ内に温度差を付けるため、パネルヒ
ーターは、ケージ底面の1/2程度を温められる
大きさを推奨します。
ケージ内にランプステーが付属しているので、
そこにスポットヒーター用のスタンドを付けま
した。

みどり商会 クリップスタンドひまわり
(中間スイッチ付)

ケージが小さいのでクリップで付けるとランプ
面までの高さが稼げないのでクリップを外して
直接ビスでランプステーに固定しました。

(ヤモリ飼育で使用していたものです)
ケージ内に付けたスポットヒーターです。

GEX エキゾテラ ヒートグロー 50W

(ヤモリ飼育で使用していたものです)

夏も冷房によりケージ内温度が下がるので、ヒ
ーターは必要となります。

これは赤外線ランプなので、赤い光しか出ませ
ん。赤い光はレオパには見えないそうで、夜間
に点灯しても生体にストレスを与えないそうで
す。

ちなみに、レオパは夜行性で昼間は基本シェル
ター内で寝ているので、昼間用のライトは不要
です。

このランプ自体に温度調整機能はないので、手
動でON/OFFさせるか、別売りの温度調整機が必
要になります。
ケージ内のスポットヒーターを自動的にON/OFF
してくれる温度調節器です。

GEX エキゾテラ イージーグローサーモ

(ヤモリ飼育で使用していたものです)

ヒーターと対角になる位置に感温部を取付けま
す。

昼間30℃設定、夜間23℃設定として昼夜で寒暖
の差を付けてあげています。

※夏の夜間は部屋の温度と同じになるので23℃
 までは下がりません。
ケージ内の温湿度を管理するために購入しまし
た。温湿度計は必須アイテムです。

ビバリア ツインメーター NEO

デジタルも良かったんですが、電池が1年位い
しか持たないようなのでアナログにしました。

大きくて見やすいです。

吸盤による壁面貼付けと、スタンドによる置き
設置が選べます。

値段に比例して精度はあまり…まっ目安表示で
すね^^;
水飲みに利用しています。

GEX エキゾテラ ウォーターディッシュ XS

結構重さがあって安定します。
レオパのメイン居住地です(^^)

スドー ウエットシェルター M

(ヤモリ飼育で使用していたものです)

本体が素焼きになっていて上部に水を入れてお
くことで、シェルター内部はひんやりとして湿
度も90%程度になるようです。

たまに水入れ底部の隅とかにヒビが入っている
モノもあるので、購入時はヒビの有無を確認し
ましょう。(ネット通販は推奨しません)
餌入れです。常設はしていません。

スドー レプタイルディツシュ S

陶器製薬仕上げで表面は平滑です。内部の縁は
返し構造となっていて生き餌の脱走を抑止出来
ます。

実際の使用感は、Mサイズのレッドーチには低
いようで脱走してしまいます。でLサイズのも
のを購入しました。Mサイズよりはマシですが
それでも数匹は脱走しますね。まっ脱走者も処
分してくれるんですけどね(^^)

Lは高さが3cm程あるのでレオパは食べ難くそう
でした。半分床材に埋めるようにしてあげるか
台になるようなものを側に置いてあげないとダ
メですね(^_^;)
脱皮時の皮剥き支援用に小さな天然岩をセット
しておきました。

※写真はイメージで実際のものではありません

脱皮中の皮剥きは、こういうゴツゴツしたもの
に体を擦り付けて行うそうです。
で、現在のレイアウトです(^^)v

左反面が温暖エリア、右半面がなりゆき温度エ
リアとし温度差を付けています。

シェルターを温めてしまうと蒸し風呂状態にな
ってしまうので、シェルター付近は温めないよ
うに配慮する必要があります。

左上は、100均にあったものを加工してシェル
ターにしてみました。

思いの外お気に入りのようで「別荘」として利
用しているみたいです(^^)
サーモカメラで確認すると、地表の温度に差が
できていることがわかりますネ(^^)


床材を3cm程の厚さに敷いているので、パネル
ヒーターからの温度を緩やかな温度に調整して
います。
給餌用に使う竹製ピンセットです。

スドー バンブーピンセット

(ヤモリ飼育で使用していたものです)

竹製なんで、掴み加減は慣れるまで難しいです

竹製なので、レオパが飛びついても口の周りを
痛めるリスクを減らせます。
バンブーピンセットは重くどうしても使いづら
いので、透明なプラスチック製の給餌用ピンセ
ットを買っちゃいました。

スドー 給餌ピンセット270

軽くてとても使いやすいです(^^)

長さはバンブーピンセットとほぼ同じです。

その後・・・持ちて付近の付け根にヒビが入り
開口幅が狭くなってしまいました。プラ製だけ
に割れ易いのかも知れないですね。
代わりのピンセットを買いました。
今回はステンレス製です(^^)

スドー ステルスピンセット カーブ

爬虫類への給餌には口周りを怪我させるとかで
木製やプラ製のピンセットを推奨していますが
金属製を利用されている方も多く居るようなの
で、今回は耐久性重視で金属製としました。

先端は丸加工されていて、一応安全対策は出来
ているようです。

全長は今までのピンセットと比べて約5cmも短
いのですが、利用上問題はなかったてす(^^)
基本は生き餌(昆虫)です。
以前から餌用として飼育しているレッドローチ
です。

レッドローチは外来種のゴキブリで、ツルツル
した壁などは登れず飛べないゴキブリで栄養価
も高いようです。

飼育も繁殖もカンタンで、昆虫ゼリーと最低温
度にだけ気をつければ、メンテフリーで飼育が
可能です。産卵するようになると、購入する必
要が少なくなり経済的にもGoodです(^^)

画像クリックで実物が見れます。自己責任で
生き餌を与える時は、カルシウムとビタミンも
一緒に与える必要があります。

GEX エキゾテラ カルシウム+ビタミンD3
小さじ付きです。

生き餌にまぶして与えます。
店員さんからは、イエコ(ヨーロッパイエコー
ロギ)を与えていたとのことで、静止している
人工フードを食べてくれるか不安でした・・・

人工フードは総合飼料なので、必要となるカル
シウムやビタミンなどがバランス良く配合され
ているので、基本これだけでOKなのは良いです

GEX エキゾテラ レオパブレンドフード60g
使い方は25℃程度のお湯に2~3分漬けてから給
餌とありましたが、ウチでは4~6個を常温の水
で2分漬けてからあげています。

喰いは良いです。ピンセット給餌でも、置き給
餌でも食べてくれます。

行きた餌用昆虫が苦手な人も、爬虫類の飼育は
簡単になったと思います(^^)

レオパの給餌で静止餌を食べてくれると、冷凍
モノの昆虫エサなどもあげられることになりま
す。

たんぱく質 35%以上、脂質10%以上、粗繊維5%
以下、灰分6.5%以下、水分10%以下、カルシウ
ム 1.3%以上
一種類の餌だと飽きも来るだろうと、ストック
を兼ねて数種類の人工フードを揃えてみました

キョーリン ヒカリ レオパゲル

半個体状の人工フードです。開封後は冷蔵保存
が必要になります。

1cm程を4つ給餌しましたが、多いですね(^_^;)
以後2つにしました(^_^;)

これも美味しそうに食べていました。

たんぱく質 10%以上、脂質1.0%以上、粗繊維
2.5%以下、灰分3.5%以下、水分80%以下、りん
0.1%以上
キョーリン ヒカリ レオパドライ

レオパゲルのドライタイプみたいで常温保管が
可能となったみたいです。

成分をみると、ブレンドフードよりは栄養素が
少なめです。肥満防止には良いかもです。

これも水に漬けてから与えるタイプです。

よく食べてくれました(^^)

たんぱく質 33%以上、脂質6.0%以上、粗繊維
10%以下、灰分11%以下、水分10%以下、りん
0.3%以上
最後は、爬虫類飼育の餌として鉄板的なアメリ
カ製の定番人工フードを買いました。
お高い><

レパシー スーパーフード グラブパイ
6oz.(170g)

顆粒状の餌で、「調理」が必要になるのが難で
す。

調理器具としては、
 熱湯、撹拌棒(タミヤプラモデル用調色スプ
 ーンがお勧め)、計量カップ・軽量スプーン
 (大さじが計れるもの)、耐熱容器(小さな
 タッパー等)

餌大さじ1杯に対して熱湯大さじ2~3杯です。
お湯の量で硬さを変化できます。

作り方の詳細はググって下さい(^_^;)

余ったら冷蔵庫で2週間程度保存できます。
結構持つので、多匹飼いの人には経済的と思い
ます。一匹飼いなら、これの下の容量のものが
良いと思います。3oz.(85g)

たんぱく質 42%以上、脂質120%以上、粗繊維
9%以下、灰分12%以下、水分8%以下、カルシウ
ム1.4%以上
レッドローチの生き餌が全滅後、人工フードの
みを使っていましたが、おやつ程度に昆虫が欲
しいだろうと、乾燥コオロギを購入してみまし
た。

食べさせ方はぬるま湯に数十分浸して柔らかく
して給餌するみたいですが、お試しだったので
5分程度浸してからピンセットであげてみたら
速攻で食べました^^;


乾燥コオロギは、お湯に浮きます^^;でもそのま
ま浸しておけば良いみたい。落し蓋があれば良
いかも?

月夜野ファーム フタホシドライ 70g
おまけ

GEX エキゾテラ ナノスコップ
もともと糞取り用として買ったスコップです。
でも実際は・・・

糞はピンセットの方が取りやすいですね^^;
なので床材交換時の整地用くらいしか出番があ
りません^^;

まぁ安かったので(^_^;)


給餌(人工フード)シーンはココを右クリック
「対象をファイルに保存」で任意の場所にダウ
ンロードしてから再生して下さい。



2019年11月現在の大きさです。購入から4ヶ月
が経ちました。

上の写真と比べてください。石の大きさから大
分大きくなったと思います(^^)

脚も太くなりました。尻尾は・・・まだ太くな
るには時間がかかりそうです。

体重的には「セミアダルト」な位置付けのよう
です。
寝るときは脚をダラ~ンとしている時も。

空を飛んでいるようですネ(^^)
いい顔になって来ました。

性別はどうも♀のようです。
水飲み場は別にあるんですが、横着をするのか
ウエットシェルター上部の水を飲みます。

でもこの姿、可愛いですよね♪
脱皮が近づくと体表の皮が浮き白っぽくなりま
す。湿度を維持させる必要があります。

爬虫類の脱皮は昆虫の脱皮と違い大きくなるた
めではなく、古い皮膚を取り替える行動になり
ます。

この皮を器用に剥いで行くんです。
剥いだ皮は全て食べてしまいます。
脱皮の準備は尻尾から始まるんでしょうか?

顔の一部がまだ準備前ですね(^^)



寒くなって来てケージ内の湿度維持が難しくなって来ました。霧吹きもしていたん
ですが、マメにしなくてはならずちょっと・・・^^;

で、100均グッズを利用して簡易加湿器を作ってみました。こんな簡単な加湿器でも
ケージ内の湿度は50%程度で維持できるようになりました(^^)
体を洗う柔らかいスポンジです。

本当は海綿スポンジが良いんですが、無かった
ので・・・ ちょっと給水量も多そうなのでコ
レで。
丁度いい大きさで、丁度いい大きさの穴が空い
ているタッパがしかも2個入でありました。
タッパの内側に合わせてスポンジをカット。
ピッタリフィットです!

スポンジに水をたっぷり含ませたら軽く握りタ
ッパへ入れて穴の空いた蓋をすれば完成です。

レオパも登れるしいい感じです(^^)



先代のニホンヤモリ飼育時に購入したビバリア
さんのウォールナッツサンドの残りをレオパで
も使用していました。

ところがある日、口が閉まらくなってもがいて
るレオパを発見!よく見ると歯の間?にサンド
の1粒が挟まっていて取れなくなってしまった
ようです。手でなんとか取ってあげることがで
きましたε=Σ( ̄ )ホッ

ストックはまだ沢山あったのですが、生体優先
で全数廃棄(庭に撒きました)して、新しい床
材を購入しました(^^)v
行きつけのペットショップに相談したら、やは
りレオパには上の床材は粒が大きいとのことで
店員さんの勧めもあって更にクルミの殻を細か
く粉砕したカミハタさんのデザートブレンドを
購入しました。

※店舗内のレオパ達の床材はコレを使っていま
 す。

こちらの見た目はもう「砂」です(^^)

ストック分も考慮して4.4kg入りを購入しまし
た。
粒の比較です。

右が今回購入したデザートブレンドです。
粒径が全く違いますよねー。
サラっサラっです(^^)v