自作温度調節計 (サーモスタット)


3つのケージにそれぞれヒーターを入れ、それ
ぞれサーモスタットに繋げていましたが鳥達に
ケーブルを切られて買い替えが必要になりまし
た。でも、サーモスタットって高いんですよね
だいたい4000円くらいします。しかも3台とな
ると><

だけどよくよく考えたら、サーモスタット3台
も必要~?
でも必要そうです・・・310Wまでしか対応して
いないので。我が家のヒーターは100Wを使って
いるので、3つだと300Wになり余力は10W。
これは心持ち無いのでやはり3台買うか~と思
ってAmazon検索していたら、温度スイッチモジ
ュールなるモノを発見。容量は7Aまで。
(1A=100W) しかも1個350円!!
製品の1/10の値段です。

でもそのままでは使えないので、ケースやら配
線材料などは他に必要ですが、それでもサーモ
スタット3台買うよりはコスパ良いです。

似た温度スイッチモジュールは多く存在してい
るみたいですが、メーカーによって実装されて
いるリレーの容量が違う様なので注意が必要で
す。

今回買った温度スイッチモジュールにはXHONG
製のリレーでXD-SS-112DMが実装されていまし
た。モジュール自体の駆動電源はDC12Vです。

鳥のヒーターは100Wですので、全部で3Aが必要
です。250Vで7Aですから、100Vだと許容電流は
上がります。

250Vx7A=1750W
100VxxA=1750W xA=1750W÷100V=17.5A

付属の温度センサーは線長30cmと短かったので
1.8mの物を別途購入しました。

配線はこんな感じでしています。モジュール駆動用にDC12Vが必要です。
USBから12Vを出力するモジュールもあるので、それだとACアダプタは不要ですね。
設定が少し複雑です。この温度スイッチモジュールには、Cモード(クーラー)と
Hモード(ヒータ)がありますが、温度設定が逆になるので注意が必要です。間違
えると凍死、熱中死になるリスクは高いです。

[●  ●  ●]左からA設定(確定)、B+(昇値)、C-(降値)となります。

温度設定はAスイッチを短押ししてB、Cで調整します。
詳細設定にはAスイッチを3秒以上長押しします。
P0が表示されたらAスイッチを押してB、CスイッチでCモードとHモードを選択しま
す。次にB、CスイッチでP1を表示してAスイッチを押します。ここではヒステリシ
ス温度を設定します。デフォルトでは2.0℃となっています。

設定するのは以上3個所となります。

管理人は鳥のヒーター制御で使うので、Hモードとして説明します。

設定温度-ヒステリシス温度=ヒーターON温度になり、設定温度がヒーターOFFの温
度となります。(Cモードはこの逆になります)

例 Hモード 設定温度30℃、ヒステリシス温度2.0℃と設定した場合は、ヒーター
  ONが28℃、ヒーターOFFが30℃となります。