工事とかで良く来る高所作業車や小型クレーン付トラ
ック。
作業時はどちらもアウトリガを使用するが、それぞれ
用途が違うのを知っているだろうか?
正規に資格を取った人達は一律同じ知識だけど、見よ
う見まねの無免許操縦している人は違う意見をする人
もいる。結果、転倒事故につながるのだ。
まずは高所作業車の場合、こちらは地切りと言って4輪
とも地面から離さないとならない。
その為、アウトリガは太くなっている。フレームも強化
されている。
対して、小型クレーン付トラックはタイヤを浮かして
はいけない。意外と知らない人が多いけど。
小型クレーン付トラックのアウトリガは細く、フレー
ムに直付けされているので、タイヤを浮かし全荷重を
掛けてしまうと、アウトリガにもフレームにも負荷を
かけてしまう。
小型クレーン付トラックのアウトリガは転倒防止の為の
補助脚と言う位置づけなので、全荷重を受ける想定には
なって居ないのだ。
よってサスが軽く伸びる程度に上げてあげるのが正しい
のだ。
※サスが伸びないと意味がない
まっ斜面で水平取りの為に浮いてしまうのは仕方ないと
は思うが・・・
その場合でも、連続作業の場合は、敷板等で水平面を
作ってその上で使用するのが正しい。