ワイドスペーサー取り付け


リヤタイヤ外面がフェンダ内にあるのがイマイチでした。タイヤのはみ出しに関す
る保安基準が緩和されたのもあって、ツライチに挑戦してみました(⌒∇⌒)v

2017年6月 保安基準の改正より

回転部分の突出禁止規定
自動車が直進姿勢をとった場合において、車軸中心を含む鉛直面と車軸中心を通り
それぞれ前方30°及び後方50°に交わる2平面により挟まれる走行装置の回転部分
(タイヤ、ホイール、ステップ、ホイール・キャップ等)は当該部分の直上の車体
(フェンダ等)より車両の外側方向に突出していないこと。

この場合において、専ら乗用の用に供する自動車(乗車定員10人以上の自動車、二
輪自動車、側車付二輪自動車、三輪自動車、カタピラ及びそりを有する軽自動車並
びに被牽引自動車を除く)であって、車軸中心を含む鉛直面と車軸中心を通りそれ
ぞれ前方30°及び後方50°に交わる2平面により挟まれる範囲の最外側がタイヤと
なる部分については、外側方向への突出量が10mm未満の場合には「外側方向に突出
していないもの」とみなす。

施工前

単純にスケールで計測するとタイヤ頂点部で
20mmフェンダ内に入っていました。
ちょっと余裕を見て15mm厚のワイドトレッド
スペーサーを選択しました。
E51エルグランドのハブ径は66mmです。
ここが合っていないと取り付けができないの
で注意です。
付属のナット(右)は純正ラグナットに比べ
て高さが低くいです。

ラグナット高が低い分、ネジがかかる面積も
少なくなる訳で、結果として緩み易くなりま
す。

管理人は純正ナットを使って固定しました。
取り付けるホイールには、スペーサーを固定
するボルト部が逃げる穴がないと取り付けら
れません。
固定完了です。締付けトルクは、ホイール固
定トルクに準じます。

21mm幅のラグナットでは、ソケットの外径が
ホールピッタリなので、規定トルクで締めら
れているのかが気になります・・・

規定トルク=ラグナットの締付けトルク+
    ソケット外径とホール内面の摩擦力

純正21mm幅ラグナットを流用する際は、薄肉
ソケットでないと完全にナットに掛からず舐
めてしまう恐れがあります。
スペーサーのハブ径も同じ66mmなので、ハブ
リングを流用できました(⌒∇⌒)
撮影角度によりはみ出している様にも見えま
すが実際はいい感じでツライチ化が図られま
した♪

※車検通りました。



スペーサーを固定するラグナットは純正を流
用しましたが、ホール内面と21mmソケットの
外径がピッタリでトルク管理ができていない
かも知れなかったので、二面幅19mmのラグナ
ットを買い増ししました。

M12-P1.25 高さ16mm 二面幅19mm
103HC-19 貫通型 10個
純正ラグナットとの比較
二面幅が違うので、段差になっています。
交換完了しました。

二面幅を狭くしたのでソケットもサイズダウ
ンできホールにスムースに入って規定トルク
で締め付けることができました。