ショックアブソーバー交換


数年前から左後輪のショックアブソーバーから油漏れが続いていました。
いつか漏れ切るかなぁ〜なんて安易に思っていたんですが、漏れは止まらず交換す
ることにしました(^^)

点検しては拭きを繰り返していたんですが、根
本的な解決ではないので、またこんな感じにな
ってしまいます(;^ω^)
作業1日前に上下の取付けボルトに浸透性潤滑
剤を吹いておきました。
解体屋さんから中古のショックアブソーバーを
購入しましました。

\4,000円(税別、送料別)

まっ目的は油漏れ対策であること。車底部部品
であることなんで、これでも上等です(^^)


軽く錆を落として艶消しブラックで塗装してお
きました。
あたり前ですが、タイヤを外します。
リジットラック(ウマ)をセットしましょう。

※サイドシルのジャッキポイントで上げたので
 リジットラックをセット出来ませんでした。
 (;^ω^)自己責任で作業しました。
アクスルにジャッキをセットして軽く上げて支
えます。


※耐荷重800kgのパンタジャッキでは無理だった
 ようで壊れました^^;
 途中から耐荷重4tの油圧ジャッキに変えまし
 た。
下側のボルトを先に抜きます。
ソケットサイズは19mmを使います。
ボルト長があるので、ディープソケットは必須
となります。
かなり固いので、ブレーカーバーを使い、且つ
ヤトイを付けて緩めました。

ちなみにナットは再使用禁止です。再利用しま
したが(;^ω^)
ボルトは木ハンやゴムハンで叩いて抜きます。
ボルトが抜けたら支えのジャッキを外します。

次に上側のボルトを抜きます。こちらのソケッ
トトサイズは14mmを使います。同様にボルト長
があるので、ディープソケットは必須となりま
す。


こちら側は比較的楽に緩められました(^^)
このナットも再使用禁止です。でも再利用しち
ゃいました(;^ω^)

ショックアブソーバーを手でグッと縮めて車両
から外します。
新旧比較です。
型番の以降の数字が違いますが・・・
(;^ω^) まっ同じものでしょう?(^^)

右側 今回の撤去品
左側 中古品(再塗装済み)


外したショックアブソーバーの作動は問題無い
感じでした。まぁ乗り心地にも変化無かったで
すからねー(;^ω^)

取付けは逆の手順になります。

ナットの締付けトルク

上側 93〜118N・m
下側 55〜70N・m

※平均値で締めました。
ショックアブソーバーの仕様には色々あり、製造コストやその車両の特性に合ったモノが採用さ
れます。押した感じもショックアブソーバーの仕様により色々あるようです。

今回外した油漏れショックアブソーバーも、中古で用意したショックアブソーバーも手で押した
感じは同じでした。

エルの後輪ショックは、縮み方向にはすぅーっと縮みますが、伸ばし方向で抵抗(減衰力)が出
るようです。また純正ショックアブソーバーにはオイルとガスしか入っていないので、縮めて離
してもパッとは伸びません。ガス圧の反力でジワジワ伸びる感じです。よくショック抜けと言わ
れる症状は、伸び側も縮み側も抵抗が感じられなくなったモノを言います。