エンジンオイル交換



エンジンオイル交換ぐらい簡単なんで自分でやりましょうよ(^^)

と言うことで、いつの間にか自分でする様になっていました。

本当は・・・以前行ってたショップが無くなり、そこでしか買えないエンジンオイ
ルを利用していたので純正エンジンオイルに戻すなら何でも良いかなって思う様に
なり、それ以来ホームセンターで安いエンジンオイルを買って交換する様になりま
した。

まっ年間数回しか乗らないし、それでいて年2回も交換しているので良いかなと
(^^)

エンジンオイルの管理状態は、オイルキャップの内側を見ると分かると言われてい
ます。オイルキャップの内側にスラッジ(固形物)が付着しているとエンジン内部
も似た感じかそれ以上に汚れていると推測出来るみたいです。

自分のはどうかと言いいますと・・・本当綺麗なもんです(^^)

道 具

 自分でエンジンオイル交換をするには、多少なりとも道具は必要となります。
 下記は、自分が用意したものです。
まずはオイルチェンジャーです。これが無いと
始まりません(^^;)

楽そうな電動式のオイルチェンジャーもありま
したが、交換中のバッテリー消耗と作動音が心
配だったので安価な手動式にしました。

付属真空ポンプの握り手部分の強度が弱く感じ
られ、あまりガシガシ操作すると、いつかちぎ
れそうです^^;

このオイルチェンジャーの廃油タンク容量は、
約6Lです。
次に必要となるのが、オイルフィルターレンチ
です。

タイプは大きくこの3種類がありますが、自分
は自車のエルグランドしか作業をしないので3
番目のサイズ固定式のカップレンチを購入しま
した。

ちなみに、エルグランドのオイルフィルターは
φ65mmです。

※写真の工具は参考写真です。自分が所持して
 いるものとは異なります。


※その後カップ式レンチが空回りしてオイルフ
 ィルターが外せなくなるトラブルがあり現在
 は真ん中の爪式を使っています
エルグランドのエンジンオイル給油口は奥まっ
た所にある為、ロングノズルタイプのオイルジ
ョッキでないと入れることが出来ません。

ホース先端に垂れ防止のねじ式キャップが付い
ているのは便利です(^^)


4リットルジョッキだと重くなるので2リット
ルジョッキを買いました。
エンジンオイル容量に見合った廃油処理ボック
スが必要です。

捨て方は各区市町村によって異なりますので事
前に確認しましょう。ちなみに我が市では燃え
るゴミとして出すことが出来ます(^^)

廃油処理ボックスは、数百円程度のものなので
すが、消耗品に費用をかけたくないと言う方は
ダンボール箱にゴミ袋を二重に入れ、シュレッ
ダーダストなどの吸着物を入れれば自作可能で
す。でも手間暇考えたら確実な廃油処理ボック
スを買った方が良いと思います(^^)
 
後はお好みのエンジンオイルとオイルフィルターを準備します。

 
自分で交換する様になってから使っているエン
ジンオイルです。

これは部分合成油で特殊モリブデン配合の為な
のか濃い抹茶色をしたエンジンオイルです(^^)

粘度はメーカー指定の5W-30のままです。

エルグランドは5リットル近く入るので、4リッ
トル缶ともう1缶が必要です。

自分が行っているホームセンターには、1リッ
トル缶が無いので3リットル缶を一緒に買って
います。

余った分は次回に使う様にしています(^^)
オイルフィルターは対応表で自車に合うものを
購入する必要があります。

自分はいつもPIAAのオイルフィルターを使
っています。って言うか、店頭にこれしか無い
ので^^;

オイルフィルターの交換は、オイル交換2回に1
度です。

交換作業
自分はいつも上抜きです。まっ上の道具を使うんですから上抜きですよね^^;

エルグンドのオイルドレンボルトは斜めに入っているので最後まで抜けません。
ディーラーに頼んでいた時も、ショップに頼んでいた時も上抜きで作業されていま
したので、自分でする様になっても上抜きのままです(^^)

購入したオイルチェンジャーの吸引ホースは、エルグランドでの作業には短かかっ
たので、 ホースとジョイントを別に用意して途中で延長して使っています。
まずはエンジンオイルを抜きます。

エンジンを始動して水温がちょっと上がるまで
暖気をしてエンジンオイルを温め柔らかくして
おきます。エンジンを停止したらシリンダヘッ
ド辺りからエンジンオイルが戻るのを待つ為に
数分待ちます。

エンジンオイル給油口を開けます。これはどの
場所の油脂交換の時でも同じで、油を抜く前に
「給油出来ること」を確認しないといけません

オイルゲージを抜いてその穴へオイルチェンジ
ャーの吸引ノズルをオイルパンの底に当たるま
で入れます。

あとはオイルチェンジャーの真空ポンプをポン
ピングして廃油タンク内を真空状態にすること
で、エンジンオイルを吸い上げて来ます。

ポンピングは間欠的に行う必要があります。吸
引することで、真空が保てなくなってくるので

吸引チューブが細いので、すぐには抜けないで
す。そこそこ時間がかかります。
抜けました(^^)

廃油タンク表面にある節の1本は約1リットルな
ので約5リットル抜けました。ほぼ全量です。

吸引ホースから廃油ノズルに付け替えて廃油処
理ボックスへ廃油を捨てます。

エンジンオイル交換だけの場合は、この後エン
ジンオイルを規定量入れれば作業完了となりま
す。
エルグランドのオイルフィルターは、エンジン
前面下部にありますので、車両をジャッキアッ
プして作業スペースを確保する必要があります

車両下へ入って作業を行うので、安全確保の為
必ずリジットラック(ウマ)で車両が堕ちない
様に保持します。
アンダーカバーは外さなくてもオイルフィルタ
ーの交換口があるので作業は出来ますが、交換
口が狭いので正直やり難いです^^;

多少面倒ですが、アンダーカバーの一部を外し
て作業した方が断然楽に確実に出来ます(^^)
これがオイルフィルターです。

おや?2014年11月!?

去年交換するのを忘れてたみたいですね^^;

こうして交換した年月日を書いておくと便利で
すよ^^;
ラチェットにエクステンションバーを介してオ
イルフィルターレンチを取り付けます。
オイルフィルターが緩むとオイルフィルターの
中に残っているオイルがドバッと出て来ますの
で、受けを置いておきます。

少しずつ緩めて、オイルが出る量が少なくなっ
たらまた緩めてを繰り返して外します。
オイルフィルター取付面を必ず掃除します。こ
こが汚れていたり、外したオイルフィルターの
Oリングが貼り付いていたりすると、オイル漏
れの要因となります。

ちなみに、楕円の穴から汚れたエンジンオイル
が出て来て、フィルターで濾されたオイルは中
央の穴から吸われてエンジン各部へと送られて
行きます。
オイルフィルターのOリング(パッキン)にエ
ンジンオイルを指先で軽く塗っておきます。こ
れは、取付の際パッキンが捻れて傷ついてしま
わない様にする予防策なので、必ず行います。

ちなみにオイルフィルターに限らずOリングは
給油して取付るのが良いです。

潤滑が無いまま取付けると相手との摩擦で捻れ
てしまい、最悪噛み込んだり亀裂が生じてしま
います。

オイルフィルターは手で閉めて行き回らなくな
った所からオイルフィルターレンチを使って
3/4周回して取付ます。

オイルフィルターを取付たら周囲をパーツクリ
ーナで洗浄して、アンダーカバーを取付け車両
を下ろします。
エンジンオイル給油口とオイルジョッキから垂
れそうな場所をウエスで保護します。
まず4.5リットルを入れました。オイルゲージ
のHとLの中間辺りになったので、一度エンジ
ンを始動します。水温計の針が少し動いたらエ
ンジンを停止し、少し待ってからオイルゲージ
で再度油面を確認します。

今回は、オイルフィルターを交換しているので
オイルフィルターの中にエンジンオイルが満た
された分油面が下がってLの位置になったので
また0.4リットル追加しました。今度は丁度H
とLの中間になりました(^^)

サービスデータ(参考)
エンジンオイル量(VQ35DE)


 工場初回充填量       約5.4L
 レベルゲージH位置     約4.8L
       L位置     約4.0L
 エンジンオイルのみ交換時  約4.5L
 オイルフィルター交換時   約4.7L



エンジンオイル、途中からSilent+に変えてい
ます♪

今回購入して分かったのですが、バージョンア
ップされていました。

以前までが上の缶、そして今回購入(2021.05)
したのが下の缶です。

APIがSNからSPへ、ILSACがGF-5からGF-6Aへバ
ージョンアップしていました。

少しだけコストアップした感じですが、まだま
だお財布に優しいオイルです。

エンジンオイル交換後はやはりエンジン音が静
かになりますね。

今まで定番だったオイルのグリーン色は、薄い
褐色に変わっていました。