ハブセントリックリング(ハブリング)を買ってみました。 ハブリングは車両側のハブと、ホイールのセンターホールの間を埋め ホイールのセンターを出し易くするツールです。 ちなみに、純正ホイールのセンターホールは、その車両用に製造され ている為、車両側のハブとの間に隙間は生じないので、ハブリングは 不要です。 純正以外のいわゆる社外ホイールは、装着車種が特定出来ないことも あり、汎用サイズで製造されます。どんな車種にも合う様に、ホイー ルのセンターホール径を大きくしています。(φ73mmが多数) 社外ホイール装着時は、車両側のハブと、ホイールのセンターホール の間に隙間が出来るので、ホイールはハブナットだけで支えられるこ とになります。特に平面座のハブナットを使用するホイールでは、ホ イールのセンターも出難くなります。 60°テーパー座のナットを使うホイールは、均等に締めて行けばほ ぼセンターに来ると言われますが、それでもピッタリとは行かない様 です。 ホイールのセンターがズレていると、回転時にブレが生じ、それは高 速になる程顕著になります。(シミーと言う) 現在、ハブリングには金属製のものと樹脂製のものがあり、どちらも 一長一短があります。 金属製の長所は、やはり耐久性があることです。短所はハブとの異種 金属接触となりイオン化により双方に錆びが発生しハブリングとハブ が同化してしまう可能性があります。ハブリングが外れないと純正ホ イールに戻せなくなります。純正ホイールにスタッドレスタイヤを装 着しシーズン毎に付け替える人は要注意です。 樹脂製の長所は、錆びないことです。ハブ側が錆びても外れなくなる ことはありません。短所は耐久性に欠けることです。 これらを選択する上での指標としては、1年に数回タイヤを脱着する 様な人は金属製を。滅多に脱着しない人は樹脂製を選ぶのが良いと思 います。 自分は、メンテマニア?なので年間何度か脱着します。よって金属製 のハブリングを選択しました。錆び防止の為、少しグリースを塗って から装着すると固着を防げる様です。 自分は、耐熱性のあるシリコーングリースをハブの外周と、ハブリン グの外周と内周に薄く塗ってみました。 E51エルグランドのハブ径は66mmです。 |
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ハブリングでは有名所の協永産業製のハブリ ング(金属製)を1台分購入 通販で安く買うことが出来ました。 |
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ハブリング内径は66mm エルグランド(E51)と適合車種表に記載 されています。 |
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取り付けはこんな感じで ハブに取り付けてからホイールを装着します。 |
ホイールを装着した後は走行振動などでハブナットが緩み易くなるので、 100km程度走行した後に、再度規定トルクで増締めを行いましょう。 |