バッテリー上がり


買い物に行こうとしたら、ドアロックが解錠出来ません。リモコンキーの電池切れ
かなーと、ハードキーで解錠。しかしイグニッションキーのロックが外れずハード
キーでも回せません。ルームランプも点かない。急遽買い物中止です><。家族か
らブーイングが出たのは言うまでもありません><

いやーこんな完全上がりは初めてです。バッテリー端子で電圧測ったらナント2V
でしたw( ̄o ̄)w オオー!

バッテリーには(充電式電池にはどれにでも)放電終止電圧と言うものがあります
この電圧以下まで放電してしまうと、著しく電極の劣化が早まると言う限界点です

12V鉛バッテリーの放電終止電圧は、10.8Vです。今回2Vしか無かったの
で、完璧な過放電になってしまいました><

買い替えかな・・・o(´^`)o

購入してまだ1年10ヶ月目です(^^ゞ
バッテリーには容量インジケーターが付いてい
ますが、当然「白」表示で充電不足状態です。

この容量インジケーターは、比重計みたいな物
なんでしょうね。フロートの浮き沈みで色が変
わって見えるしくみの様です。
過放電してしまったバッテリーは電位差が少な
くなっているので、通常の充電器ではエラーに
なって充電出来ないものが多いと思いますが、
バイク用に使っているこのオプティメイト4は
サルフェーション改善機能があり、今回の様な
過放電バッテリーにはまず高電圧を印加して、
強制的に電位差を付けてくれます(^^)

この充電器を使用してサルフェーション改善モ
ードが終わった時点の電圧は、11V程度に上
がっていました(^^) 早っ!
電位差が付けば普通に充電が可能なので、車用
の充電器にバトンタッチです(^^)

バッテリー規格が80D23なんで、6Aで充
電を開始しました。

接続した時点でのバッテリー容量はナント10
%(^^ゞ 空っぽです。

充電が数時間進んだ所でのバッテリー容量はま
だ40%でした・・・
平日仕事で交換作業が出来ないので翌週末まで
充電することにしました。
数日が経過した時点でやっとバッテリー容量が
100%となり、充電器にFULL表示が出ま
した。しかし・・・バッテリーの容量インジケ
ーターはまだ白のままです・・・

まだ週末まで数日あるので、バイク用充電器を
接続して微小電流で充電をし続けることにしま
した。

この充電器は、常にバッテリーを監視しながら
充電する機能があって必要であれば0.2A〜
0.8Aの微小電流で充電をします。で、充電
の必要が無ければ30分待機となる優れものな
んです(^^)

よって年単位で接続したまま使ったとしても、
バッテリーに悪影響は出ません(^^)
充電開始から5日目でやっとバッテリーの容量インジケーターの色が「青」になり
良好となりました(^^)

で本当に充電が完了しているのか、電気は溜められているのかを知りたくて、専用
計器を使ってテストしてみました。
まずは以前から持っているCCAテスターで確
認してみました。

JISバッテリーには、CCA表記が無いもの
が殆どで、メーカーサイトとかでも公開してい
ませんが、データ的に80D23規格のバッテ
リーのCCA値は、だいたい500A程度の様
なので、CCA値を500Aとしてテストした
結果574Aと表示されました。
この値は新品時の値よりも高くなっています。
(^^)

バッテリーとしては問題ないことになります。
(^^)
−おさらい−
CCAとは・・・
コールド・クランキング・アンペアの略で、−18℃±1℃の温度の中で放電し、
放電開始から30秒経過した時点の電圧が7.2V以上となる様に定めた電流値の
ことで、この数値が高い程、始動性が高い(良い)と言うことになります。

この試験方法は、電極の電気の伝わり易さから診断するものなので、サルフェーシ
ョンなど非伝導物質が電極に付着してくると、この値は下がる傾向になるので、日
々の点検でバッテリーの劣化具合を判断することが可能と言われています。
それでもまだ疑心感があったので、今回別のバ
ッテリーテスターを新調しちゃいました(^^)
でも高かった><

でも高いだけあって、色々な結果が出ます(^^)

テストが終わると電圧、CCA、内部抵抗、劣
化状態、充電容量、総合評価と順に表示されま
す(^^)
で、今回のコレでの測定結果はと言うと・・・
電圧 12.96V
CCA 540A
内部抵抗 5.5mΩ
劣化状態 98%
充電容量 100%
総合評価 Good Battery

となりました(^^) いやー復活して良かった(^^)

高い充電器もやっと今回で元が取れました(^^)

※劣化状態98%って表記が逆なんですよね(^^ゞ 98%劣化していないって意
 味らしいです(^^ゞ

充電完了したバッテリーを積んでみたら、今回のバッテリー上がりの犯人がみつかりました。

電気を食べ切った犯人はこのミラーモニターで
した。そして、その電源を切り忘れた管理人が
真の犯人でした(^^ゞ

動画を見ながら帰宅して電源切らずに家に入っ
てしまったのが原因だったみたいです(^^ゞ

ACC連動にすれば良いんですが、キーONの
度にONになってしまうので、バッテリー直結
として手動ON/OFFとしているので、切り
忘れリスクはデカイんです(^^ゞ

普段あまり動画見ないんで今まで大丈夫だった
んですけどね(^^ゞ