ルック車の為、コスト低減の観点からエアーバルブは、ママチャリでも使われて いる英式バルブと言うものが付いていました。 一般的に広く使われているこのエアーバルブだけど、軽く走る為には少々デメリ ットがあります。 転がり抵抗を減らすには、パターンの無いまたは少ないスリックタイヤでタイヤ 幅を細く、空気も沢山入れてカチカチにする必要があります。 カチカチと言っても入れ過ぎはダメ。タイヤ自体に入れられる空気圧が指定され ています。と言うことで空気圧管理が必要となります。英式バルブだと構造的に 空気圧が計測出来ないんです。(ゲージ付きエアーポンプなら、入れた瞬間だけ 圧力が見れます) そこで、上記の対策としてエアーバルブを仏式か米式に変更する必要がある訳で す。通常エアーバルブはチューブと一体なので、正確には所定バルブの付いたチ ューブ交換となります。 米式は主にMTB(ATB)に使用されることが多く、ロード系には仏式が使用 されることが多いです。 交換するメリットはもうひとつあって、ガソリンスタンドで空気が入れられる様 になります(^.^)(仏式は米式に変換するアダプタが必要) 米式は、バイクや車と同じ形のものなので。 ちなみに、英式を米式に変換するアダプタもあります。それを付ければママチャ リもガソリンスタンドで空気を入れることが出来る様になります(^.^) |
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交換前の英式エアーバルブです。 装着されているムシが劣化し易く密閉性も悪いので空 気が漏れ易いです。 部品含めて安いのがメリットだけど(^^;) ママチャリのホイールと違ってディープホイールなん で、バルブ全長が55mm程度あるモノでした。 |
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仏式バルブに交換しました。ロングタイプ60mmで 正解でした(^.^) バルブを止めているナットは、添付の物は使わず英式 バルブ変換アダプタを使用しました。 英式バルブの方が太いので、添付のナットだとガタガ タになって固定が難しいんです。 このアダプタは下の方に英式の寸法に合わせたフラン ジが加工してあるので、隙間を埋めてシッカリ固定が 出来ます。 空気圧は、タイヤの仕様85P.S.I.より安全見て80 P.S.I.まで入れました。 カチカチです(^.^) |